新入社員のころ、課長より上の役職の上司が、ダイレクトメールを送った企業を1件ずつ訪問していたのが印象的だった。要するに、支店長手前の人間でも、どぶ板営業をやっていたのである。今から15年前のこと。
その上司がおかしいのは、「俺がこの年になってもこうして営業しなきゃならないのは、部下がどぶ板営業をしないからだ」と愚痴をこぼしまくっていた点である。東京のど真ん中でこうした営業をやるのは、却って非効率である。みんなそれを知っているからこうした営業はやらない。こういう戸別訪問は、田舎でこそ効果的なのだ。
実際、「営業の神様」と評判のある部長は、大学・高校(慶応・日比谷)の伝手をフルに活かし、「紹介ルート」を経由して案件をゲットしていた。大都会だからこそ、ピンポイント営業が奏功したのである。
その上司がおかしいのは、「俺がこの年になってもこうして営業しなきゃならないのは、部下がどぶ板営業をしないからだ」と愚痴をこぼしまくっていた点である。東京のど真ん中でこうした営業をやるのは、却って非効率である。みんなそれを知っているからこうした営業はやらない。こういう戸別訪問は、田舎でこそ効果的なのだ。
実際、「営業の神様」と評判のある部長は、大学・高校(慶応・日比谷)の伝手をフルに活かし、「紹介ルート」を経由して案件をゲットしていた。大都会だからこそ、ピンポイント営業が奏功したのである。