ふだんじっくりテレビを見る習慣のないバーディーだが、週末、旅先で見たテレビ番組が面白かった。それは、朝日ニュースター(スカパー)の「ニュースにだまされるな!」である。
司会が金子勝と中村うさぎという時点で異色だが、山口二郎北大教授と小森陽一東大教授とのかみ合わない議論が面白い。
さて、「選挙の争点は政権交代か?」というトピックで、番組の結論は「政権選択が唯一の争点だが、その前に、近年の与党が実施してきた政策の総括をすべき」というところで落ち着いた。メディアが「政権選択選挙」などと銘打ってしまうこと自体、民主党を利することになり問題だが、「総括」云々の点は同感である。
今のところ、政治家もメディアも、具体的な政策についての評価を行わないまま、「官僚制批判」や「世襲批判」といった「制度責任論」に堕してしまっているのが残念なところだ。
司会が金子勝と中村うさぎという時点で異色だが、山口二郎北大教授と小森陽一東大教授とのかみ合わない議論が面白い。
さて、「選挙の争点は政権交代か?」というトピックで、番組の結論は「政権選択が唯一の争点だが、その前に、近年の与党が実施してきた政策の総括をすべき」というところで落ち着いた。メディアが「政権選択選挙」などと銘打ってしまうこと自体、民主党を利することになり問題だが、「総括」云々の点は同感である。
今のところ、政治家もメディアも、具体的な政策についての評価を行わないまま、「官僚制批判」や「世襲批判」といった「制度責任論」に堕してしまっているのが残念なところだ。