竹中平蔵氏によると、現在の悲惨な雇用環境は、セーフティネットの不備によってあらわになったものであり、構造改革の必然的な結果ではないそうである。だが、「セーフティネット」という言葉が実はインチキくさい。
例えば、失業したとたんにホームレスになるのは、貧民専用住宅の不備もあるが、貯金がゼロだからであり、そういう場合でも政府が面倒を見ると言うのは幻想というものである。これは、竹内靖雄氏が「新潮45」(8月号)で指摘していることだ。
結局、われわれとしては、政府に依存したり、政府を信用したりせず、貯金に励み、自らセーフティネットを構築するしかない。
例えば、失業したとたんにホームレスになるのは、貧民専用住宅の不備もあるが、貯金がゼロだからであり、そういう場合でも政府が面倒を見ると言うのは幻想というものである。これは、竹内靖雄氏が「新潮45」(8月号)で指摘していることだ。
結局、われわれとしては、政府に依存したり、政府を信用したりせず、貯金に励み、自らセーフティネットを構築するしかない。