いま書店でよく売れている「日本を貶めた10人の売国政治家」によると、自衛隊の武官(制服組)に、「あなた方は何を守ろうとしているのか」と問うと、「国民の生命、財産です」という答えは返ってこないという。そうではなく、「それを超えた何かを守っているのです」というのだ。
確かに、生命と財産を守るためなら、強国が攻めてきた場合には速やかに降伏するのが合理的である。だが、そのときには、生命、財産を超えた何か大切なものを失うことにもなりかねない(「自由」というのもピッタリこない)。
だが、バーディーを含め、国民の圧倒的大多数は、生命を超えた価値があるということを学んでこなかった。少なくとも、学校教育においては、自衛官に対するような教育はなされていない。「自分で考えてみよ」などという問題提起すらなされていない。
おそらく、原理主義者と言われるイスラム教徒なら、「信仰を傷つけられた場合には生命を以って報いよ」という教育を受けているだろう。これはこれで問題ではあるが。
確かに、生命と財産を守るためなら、強国が攻めてきた場合には速やかに降伏するのが合理的である。だが、そのときには、生命、財産を超えた何か大切なものを失うことにもなりかねない(「自由」というのもピッタリこない)。
だが、バーディーを含め、国民の圧倒的大多数は、生命を超えた価値があるということを学んでこなかった。少なくとも、学校教育においては、自衛官に対するような教育はなされていない。「自分で考えてみよ」などという問題提起すらなされていない。
おそらく、原理主義者と言われるイスラム教徒なら、「信仰を傷つけられた場合には生命を以って報いよ」という教育を受けているだろう。これはこれで問題ではあるが。