先を読む頭脳
羽生名人が正攻法の棋士だとすれば、大山康晴十五世名人はケレン味のある気風で有名だった。
羽生名人によると、大山さんは、相手の心を読み取ったうえで、「その局面で最善の手」ではなく、相手が最も嫌がりそうな手を指してくる。相手の動揺を狙うわけだ。
まるで筒井康隆先生の小説:七瀬シリーズの主人公のように。
羽生名人が正攻法の棋士だとすれば、大山康晴十五世名人はケレン味のある気風で有名だった。
羽生名人によると、大山さんは、相手の心を読み取ったうえで、「その局面で最善の手」ではなく、相手が最も嫌がりそうな手を指してくる。相手の動揺を狙うわけだ。
まるで筒井康隆先生の小説:七瀬シリーズの主人公のように。