知る権利か守秘義務か 流出、違法性の判断焦点
「知る権利か守秘義務か」という問題の立て方は適切でない。
法学部出身者であれば、構成要件該当性(「秘密」に該当するか)をまず検討し、次に違法性阻却(知る権利等)を検討するはずだ。
マスコミで論じられているのは前者の論点で、最高裁判例を解説しているものが多いが、もっと素朴に映像を見て、「どうしてこれを隠さなきゃいけないの」と疑問に思うのが普通の感覚だろう。たとえ捜査資料だとしても。
「知る権利か守秘義務か」という問題の立て方は適切でない。
法学部出身者であれば、構成要件該当性(「秘密」に該当するか)をまず検討し、次に違法性阻却(知る権利等)を検討するはずだ。
マスコミで論じられているのは前者の論点で、最高裁判例を解説しているものが多いが、もっと素朴に映像を見て、「どうしてこれを隠さなきゃいけないの」と疑問に思うのが普通の感覚だろう。たとえ捜査資料だとしても。