Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

生計費

2013年09月21日 07時48分33秒 | Weblog
 銀行の審査マンは、1つの製品・商品がどのようなコスト構造をしているかを分析する。例えば、1杯1000円の銀座の喫茶店のコーヒーだと、600円くらいが地代家賃、100円くらいが人件費、などという具合である。
 最近では、弁護士費用についても、ある程度これが当てはまるように思う。つまり、高い家賃の事務所のところは、高めの弁護士費用を設定しないと利益が確保できないわけだし、タイムチャージなどは人件費と直結した費用設定といえる。
 いわゆるマチベンの場合、盲点となりがちなのが、弁護士個人の「生計費」である。以下の2つの弁護士のケースを考えてみる。
① 家族は妻(公務員)、子供(公立中学)の2人。
② 家族は妻(専業主婦)、長男(私立大学の医学部生)、長女(市立大学)の3人。
 明らかに、①より②の弁護士の方が生計費が多いだろう。そうすると、これが弁護士費用に反映されるかもしれない。要するに、同じ事件であれば、②の弁護士事務所に依頼する方が、高くつく可能性が高いのである。
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