Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

訴状が書けない

2014年03月30日 07時53分42秒 | Weblog
いまどき「訴状を書けない弁護士」は当たり前!?
 弁護士会内部で問題となっていたが、「訴状を書けない若手弁護士」が多くなっているそうだ。
 私のころは、前期修習で2コマほどかけて訴状の起案と講評があり、ロースクールでも「リーガル・ライティング」という科目の中で訴状の起案があった。訴状の書き方に限れば、基本的事項の習得にはそれほど多大な時間を要するわけではない。
 訴状を書けない原因について、黒猫さんは、司法修習の制度変更(前期修習の廃止)や弁護修習の期間短縮などにあると指摘しているが、それだけではないだろう。私が見る限り、主張整理や事実摘示(要件事実などを言葉で表現すること)もなっていない人が多いと思う。これは、新60期以降、民事裁判の講義において要件事実の表現が「箇条書き」でよいという方式に変更されたことが大きく影響している。
 要するに、「言葉」に対する厳しさがどんどんなくなってきている。
コメント
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