金融機関では、「客先ではメモをとるな」が鉄則とされている。それは、メモをとることに集中する余り、相手の反応をみるのがおろそかになったり、お客さんに悪い印象を与えたりする可能性があるためである。ほかの業界でもこれは当てはまると思う。
数年ほど前、ある大事務所の弁護士のもとに依頼者といっしょに行って、事案についての説明をしたことがあった。その際、その弁護士は、ノートパソコンの画面を見ながら、依頼者の話をタイピングしていたのだが、はたからみると奇異であった。弁護士は、話している人物の目をほとんど見ないのである。
後で依頼者に感想を聞いたが、あまりいい印象は持たなかったようである。
数年ほど前、ある大事務所の弁護士のもとに依頼者といっしょに行って、事案についての説明をしたことがあった。その際、その弁護士は、ノートパソコンの画面を見ながら、依頼者の話をタイピングしていたのだが、はたからみると奇異であった。弁護士は、話している人物の目をほとんど見ないのである。
後で依頼者に感想を聞いたが、あまりいい印象は持たなかったようである。