昔、金融機関で審査を担当していたとき、上司から、「経営者の家は、そのしぶり(行為様式)を体現していることが多いので、必ず見るべきだ」という指導を受けたことがある。これは当たっているが、補足するとすれば、「家と車」を見るのが正しいと思う。
このことは、いわゆる「士業」の人間にも当てはまる。家と車を見れば、経営方針や仕事ぶりがだいたい分かると思う。豪邸や高級マンションに暮らす人が、例えば労働事件(労働者側)を好んで受任することは考えにくい。そういえば、労働法の第一人者と呼ばれる学者・弁護士は、借家住まいと聞く。
それに、家や車のローンを抱えていれば、費用を安くすることも難しいので、料金は高めの設定となりやすい(はず)。
このことは、いわゆる「士業」の人間にも当てはまる。家と車を見れば、経営方針や仕事ぶりがだいたい分かると思う。豪邸や高級マンションに暮らす人が、例えば労働事件(労働者側)を好んで受任することは考えにくい。そういえば、労働法の第一人者と呼ばれる学者・弁護士は、借家住まいと聞く。
それに、家や車のローンを抱えていれば、費用を安くすることも難しいので、料金は高めの設定となりやすい(はず)。