天安門事件のリーダー、ウアルカイシ氏「日本は誤ったシグナルを中国に出している」
天安門事件の直後、欧米諸国が厳しい批判をむけたのとは対照的に、日本政府は中国政府に理解を示すかのような態度を取り続けたのを記憶している。当時は、中国に恩を売るつもりだったのかもしれないが、全くその効果がなかったことはその後の経緯が示すとおり。
その後もウアルカイシ氏のいう「専制共産国家」では人権問題は改善されていないのだが、欧米諸国がえんえんと「人権」を戦略的に振りかざしている点を見逃してはいけないと思う。交渉の場において「人権」を問題にすることには、相手に対して優位に立つことができるというメリットもあるわけで、これをやってこなかったのは日本政府の失敗だったのだろう。
天安門事件の直後、欧米諸国が厳しい批判をむけたのとは対照的に、日本政府は中国政府に理解を示すかのような態度を取り続けたのを記憶している。当時は、中国に恩を売るつもりだったのかもしれないが、全くその効果がなかったことはその後の経緯が示すとおり。
その後もウアルカイシ氏のいう「専制共産国家」では人権問題は改善されていないのだが、欧米諸国がえんえんと「人権」を戦略的に振りかざしている点を見逃してはいけないと思う。交渉の場において「人権」を問題にすることには、相手に対して優位に立つことができるというメリットもあるわけで、これをやってこなかったのは日本政府の失敗だったのだろう。