強制わいせつ罪「性的意図」不要=47年ぶり判例変更―最高裁
「大法廷はまず、厳罰化や強制性交等罪の新設などを柱とした刑法改正などの流れに触れ、「性犯罪に対する社会の受け止め方の変化を反映したものだ」と指摘した。
その上で、「今日では、被害者の受けた性的な被害の有無や内容、程度にこそ目を向けるべきだ」と言及。性的意図を成立要件とした従来の判例は「もはや維持しがたい」と結論付け、被告側の上告を棄却した。」
47年前の判決は当初から「おかしい」と指摘されてきたトンデモ判決で、「性犯罪に対する社会の受け止め方の変化」とは無関係に、変更されるべきものだった。
さすがに「あの判決は間違いでした」とは書けないようで、さんざんこの判決を批判していた山口先生の力も、ここまでは及ばなかったと見える。
「大法廷はまず、厳罰化や強制性交等罪の新設などを柱とした刑法改正などの流れに触れ、「性犯罪に対する社会の受け止め方の変化を反映したものだ」と指摘した。
その上で、「今日では、被害者の受けた性的な被害の有無や内容、程度にこそ目を向けるべきだ」と言及。性的意図を成立要件とした従来の判例は「もはや維持しがたい」と結論付け、被告側の上告を棄却した。」
47年前の判決は当初から「おかしい」と指摘されてきたトンデモ判決で、「性犯罪に対する社会の受け止め方の変化」とは無関係に、変更されるべきものだった。
さすがに「あの判決は間違いでした」とは書けないようで、さんざんこの判決を批判していた山口先生の力も、ここまでは及ばなかったと見える。