「国民民主党の榛葉賀津也幹事長は21日の記者会見で、約10人が出馬に意欲を示す自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)の情勢について、「本命が見えない。競馬で言ったら『◎』(=本命)や(2番目に勝つ可能性が高い)『〇』がなく、(3番目に勝つ可能性が高い)『▲』、(2着になりそうな)『△』ばかりで、予想屋も予想できない大井競馬の第3レースみたいに誰が来ても分からない」と語った。」
2週間ほど前に有力馬が出走回避を発表してからというもの、テレビもネットも毎日競馬のニュースばかり。
と言っても、大井競馬場で開催されるレースのことではなく、永田町で開催されるレースの方である。
出走が予想されるのは、以下の11頭。
① I.S.号
② K.K.号
③ K.Y.号
④ K.S.号
⑤ KON.T.号
⑥ KOB.T.号
⑦ S.K.号
⑧ T.S.号
⑨ N.S.号
⑩ H.Y.号
⑪ M.T.号
このうち、いわゆる「世襲」のカテゴリーに入るのは、①、②(但し、娘婿)、④、⑨、⑩の5名。
東大卒も、②、③、⑥、⑦、⑩、⑪の6頭と多い。
面白いと思ったのは、海外留学経験のある出走馬が多いことで、③⑥⑦⑩⑪(ハーヴァード大ケネディ・スクール)、④(コロンビア大SIPA?)、⑤(ジョージタウン大、但し学士)と7頭もいる。
意外なことに、⑧は海外での勤務歴はあるものの、海外では学位を取得していないようである。
こういう状況なので、予想屋としても、「血統」や「実績」一辺倒ではなく、「海外留学経験」、「海外勤務経験」などの要素も加味する必要があるだろう。
なお、女性は、③、⑧、⑨の3頭が出馬。