Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

開かれた裁判所

2008年09月18日 08時45分24秒 | Weblog
 先日、裁判所の食堂で昼飯を食べていたら、明らかに大学生風の集団のテーブルから騒がしい会話が聞こえてきた。髪は茶髪、服装はTシャツに穴あきジーンズといった感じ。どうやら合コンやサークルの人間関係について会話が弾んでいるようである。しかも、空気が読めない大学生にありがちなことに、声がやたら大きい。もちろん、明らかに周囲の顰蹙を買っている。
 バーディーはふと、「裁判員制度が導入されても、こんな人たちには裁かれたくないな」と思った。「開かれた裁判所」の結果がこれである。
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変人万歳

2008年09月17日 07時46分33秒 | Weblog
 ベストセラー本:脳を活かす勉強法の中に、著者の茂木先生の高校時代の友人で、天才的な「変人」の逸話が出てくる。
 その友人は、みなが受験勉強に必死になる時期に、駅のホームで原書のエリザベス1世の伝記を読んでいたという。彼の卒業文集でのテーマは「ラテン民族における栄光の概念について」。
 勘のいい方はお気づきだと思うが、その友人というのは、かの天才、和仁陽先生のことである。
 茂木先生いわく、日本の社会は、ちょっと変わった人がいると、その人を平均値まで引き下げようとする傾向があるらしい。和仁先生のような天才的変人は、よほど注意していないと「引き下げ」られてしまうのだ。
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一からスタート

2008年09月16日 07時43分38秒 | Weblog
米リーマンHD、破産法適用を申請の見通し=米紙(落合弁護士のブログ)
 リーマンがつぶれても、あの人たちは、ハイエナが血のにおいを求めるように、金のにおいを追い求め散り去って行くのでしょう。

 ちょっと前のブログ。その後の記事の中で、社員が「一からスタートです」と言うのを見透かしていたようで、落合先生の慧眼を垣間見ることができる。
 六本木ヒルズには、某投資銀行も入居しており、これまたユダヤ系のハゲタカである。
 ユダヤ人には信仰と民族精神という金より高次のものがあるけれども、日本人社員にはそんなものなどない。ハイエナとして、「一からスタート」するしかないのだろう。
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視野の狭さ

2008年09月15日 22時21分23秒 | Weblog
 「美しい国」、「とてつもない日本」、「堂々たる政治」、「官僚国家の崩壊」云々。宰相や宰相を目指す人間がこの程度の本しか書けないのだから、政治は絶望的なのだろう。
 対して、アメリカでは、1928年、大統領選において、ハーバート・フーヴァーが「頑健な個人主義」がアメリカの最大の強みであるという、かの有名な演説を行っている。
 バーディーは決してアメリカかぶれではないつもりだが、日本の宰相候補の器の小ささと視野の狭さを痛感させられる。
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敬老の日と還付金詐欺

2008年09月15日 08時40分58秒 | Weblog
 最近、お年寄りを敬う風潮がめっきり廃れたと思う。それを端的に示すのは、老人をターゲットとした還付金詐欺の大流行である。
 還付金詐欺の被害者は、
① ATMの操作に詳しくない
② 多額の預金を持っている
③ 平日の昼間でもATMに行く時間がある
④ 税金や社会保険料等をきちんと納めている
という条件を満たさなければならない関係上、65歳以上の高齢者が大半である。
 他方、還付金詐欺の犯人は、順法精神に乏しく老人を敬う気持ちの薄い、しかもあまり金を持っていない若者が多い。ちなみに、彼らは獲得した金を生活費や遊興費としてすぐに費消してしまう(らしい)。もちろん、税金や保険料等は納めていないだろう。彼らに同情の余地はない。
 だが、ちょっと視点を変えれば、老後の蓄えとは言え、3人に1人は貯金を持たないといわれる現在において、高齢者に預金が偏在しているのは異常とも言える。他方、犯人=若者たちは、国家による所得の再分配にまったく期待しておらず、自力で世代間の所得の垂直移動を実現させているのだとも言える。
 振り込め詐欺の犯人には罪の意識が薄いと指摘されることが多いのは、上のような事情によるのかもしれない、等と勝手に思ったりする敬老の日であった。
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老人支配の復活?

2008年09月14日 18時49分34秒 | Weblog
与謝野氏が出馬、麻生氏シナリオ狂った

 与謝野氏は、福田首相と同じ昭和10年代といわれる世代に属し、党内では、ひそかに世代交代阻止を狙う長老たちに人気があるらしい。
 彼の所謂「財政再建」の信念は、おそらく財務省主計局の考えとはまったく異なるもので、「再建のための再建」に過ぎないのではないかと推測される(らしい)。もし間違って彼が首相になった場合には、橋本内閣時の大失策(最悪のタイミングでの消費税率引き上げ)を繰り返さないことを祈るしかない。
 もっとも、独特の語彙によって表現される与謝野氏の政策は、決して庶民には理解されないし、支持されないだろう。金持ちが決して貧乏人から理解されないのと同じである。
 
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身土不二

2008年09月14日 08時31分07秒 | Weblog
 昨日紹介した本で、「身土不二」なる言葉に遭遇。つまり、人間の体はその土地にある物質で作られるから、土着のものを食すべきという発想があるのである。
 興味深いのは、この言葉がモーリス・ブランショの「われわれは土と死者から離れることはできない」という言葉に相通じるものがあるということ。
 所詮、人間は土と先祖(の肉体)から生まれ、生きているのだ。
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リサイクルのうそ

2008年09月13日 22時10分41秒 | Weblog
偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する
が面白い。
 バーディーはアメリカで環境科学を学んだのだが、目から鱗の指摘のオンパレードだ。
 例えば、食品トレーのリサイクルのうそ。容器包装プラ430万トンのうち、自治体が資源ごみとして回収するのは40万トン、そのう材料としてリサイクルされるのは4トンに過ぎない(177p)。残りは、実はさまざまな方法で燃やされているのだが、自治体はごまかしているというのである。
 
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偽装と粉飾

2008年09月13日 09時03分45秒 | Weblog
 毎日事故米の報道が盛んになされている。これも、姉歯問題に始まる「偽装」の系譜に属する事件のようだ。
 佐藤優氏によると、海外情報機関は、日本が耐震偽装問題をどう処理するか注視していたらしい。なぜなら、小泉内閣によって「弱肉教職の自由主義」へと舵を切ったわが国が、またもや「官僚による規制国家」に回帰する契機となりかねないからである。もちろん、規制国家に回帰すれば、海外資本は日本から撤退する方向に向かう。
 さて、偽装の中でも食品偽装は特別である、何しろ、食品は外見から内容が分かりにくいうえ、食べてしまえば証拠は残らない。ウ●コになるから、というだけでなく、相当毒性の強いものでも、症状が現れるのは稀であったり、長い時間を要したりするからである。
 自分の身は自分で守らなければならないのであれば、毒見をするペットでも飼うとするか。
 
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60周年

2008年09月12日 08時15分50秒 | Weblog
お酒が苦手な女子にもおすすめな「ホッピー」の飲み方って?

 出張先の飲み屋で、ホッピーを注文する。金融機関勤務時代、隣の席の人がこのメーカーの担当者だったが、バーディーがホッピーを飲むのはこれが初めて。ホッピーは、今年が誕生60周年らしい。
 味は、「微妙」である。苦さはビールのようだが、その一方で甘い。かといって、甘さは持続しない。そして匂いはきつい。
 なんとなく、カブトムシが好みそうな液体であった。
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