Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

チェスと裁判

2011年04月20日 09時00分34秒 | Weblog
アルメニア、チェスを小学校の必修科目に
 チェスで戦略的思考を鍛えると思いきや、そうではないようだ。
 そういえば、以前、将棋のようなゼロサムゲームと裁判の類似性を指摘したが、ある先輩弁護士によると、「裁判では判定者がいるのだから、たとえるとすればフィギュアスケートに一番近い」とのこと。たしかにそのとおり。
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政策官庁

2011年04月19日 07時54分06秒 | Weblog
「天下り」批判、東電顧問の前エネ庁長官退任へ
 経産省の役人は、「うちは政策官庁だ。国土交通省のような規制官庁ではない」と豪語するのが常である。政策官庁であることが、彼らのアイデンティティーを成しているかのようである。通商政策、産業政策などについては、規制よりも政策提言の方が有益なこともあるだろう。
 天下りについても、経産省の特殊な文化が反映されているように思う。つまり、官民一体で政策を実現するため、官僚ОBが民間企業に入るという発想である。
 だが、原子力に限って言えば、「規制官庁」に徹した方が賢明だったと思う。官民一体モデルより、官民対立モデルの方が有効と思われる。
 
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怒鳴る人

2011年04月18日 08時13分32秒 | Weblog
石原幹事長「首相には人間として問題がある」
 バーディーも怒鳴る上司には何人も仕えてきたが、毎日が苦痛であった。自律神経を病んで欠勤する人もいたし、辞表を提出して失踪する人もいたらしい。
 ましてや、国のトップがそういう性格だと、部下はみな情緒不安定になる。東電に出向いた時は、大音声で怒鳴った後、なんと、眠り込んでしまったという(朝日新聞の記事)。
 
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テレビでは報じないこと

2011年04月17日 07時50分38秒 | Weblog
菅首相の「謝意」各国の新聞に掲載 100億義援金の台湾除いた理由
 台湾からの救援隊を足止めにしたのは日本の外務省チャイナースクールの連中だという指摘がある。実に下らない話で、言葉も出ない。
 台湾からの義捐金の話題は、テレビでは報じられないようだ。先日指摘した燃料棒をブルドーザーで埋めている話と同様、言論統制ではないかと言いたくなるほどである。
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負け筋事件

2011年04月16日 18時04分11秒 | Weblog
 先日、ある依頼者から、「最近の若い弁護士には、負け筋事件を受けたがらない人が多い。依頼者とトラブルになるのをおそれているようだ」という話を聞いた。弁護士を長いこと見てきている商売人の言葉なだけに、それなりの説得力がある。
 ある程度キャリアのある弁護士だと、若手とは違って、依頼者との人間関係ができており、負けてもトラブルに発展することは少ないということが一応考えられる(もっとも、実際には常に依頼者とのトラブルを抱えている事務所もある。)。
 結局は、人間関係次第ということなのかもしれない。
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告知と聴聞

2011年04月15日 07時44分48秒 | Weblog
「行列の」北村氏が星風を弁護 協会と法廷闘争
 北村先生がついたとな。
 バーディーは、この事件は、「労働者」(=星風)にそこそこ勝算があると思う。その最大の理由は、相撲協会が「告知と聴聞」の手続きを行っていない点にある。
 不利益な処分を行う場合には、処分を受ける者の言い分を聞くのが鉄則である。裁判例を見ても、言い分を聞くことなく解雇を強行した事案では解雇を無効とするものが多い。
 さて、どうなりますか・・・。
 
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安易な方向

2011年04月14日 07時56分10秒 | Weblog
和解はなかなか 出来ないけれど 人訴は判決 書き放題!
 裁判官の偽らざる本音だろう。人事訴訟(離婚など)ほど自由に判決が書け、個人の価値観を反映させることができる訴訟類型はごく少ない。
 ただし、ここで問題が生ずる。「別け放題」とあるように、離婚を認める判決を書く方向に流れやすいということだ。そうすれば、原告のかかえる問題は解消し、紛争の一面は解決する。
 これでいいのかは問題だ。司法部門だけで考えてよい問題なのかどうか、疑問がある。
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フローベールと対象リビドー

2011年04月13日 07時57分48秒 | Weblog
「フロオベルとモウパッサン」(中村光夫)
 記念すべき筑摩書房の処女出版作。
 「愛情とは彼にとってすべて他人と同化する熱情であった」(p188)
では、著者は気づいていないと思われるが、フロイトのいわゆる「対象リビドー」が論じられている。昭和12~13年の作だから仕方ないかもしれないが、中村氏がフロイトを読んでいなかったのは残念というべきか。
 それにしても、日本の文芸批評は、小林秀雄あたりでピークを迎え、衰退したような気がする。
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報道されない情報

2011年04月12日 07時28分28秒 | Weblog
Powerful Aftershock Complicates Japan’s Nuclear Efforts(ニュヨークタイムズ)
 Broken pieces of fuel rods have been found outside of Reactor No. 2, and are now being covered with bulldozers, he said. The pieces may be from rods in the spent-fuel pools that were flung out by hydrogen explosions.

「彼は、燃料棒の破片が、2号機の外で見つかり、ブルドーザーで埋設中である。破片は、水素爆発で燃料プールから飛散したものかもしれない、と述べた」

 米軍の言う「発熱体」は燃料棒の破片のことだったのだろうか。それにしても、燃料棒の破片を土で埋めているなどという話は、日本のテレビでは全く報道されないようだ。
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会議は踊る

2011年04月11日 08時00分14秒 | Weblog
本部や会議が乱立…指揮系統、官僚も「不明」
 末期症状を呈している。
 メンバーが重複しているのに、どうして分けるのか理解できない。
 パフォーマンスはもういい。これ以上被害者が増えないことを祈る。
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