「絶望の裁判所」でも指摘されていたが、裁判所による「和解の強要」は、日常茶飯事である。
つい最近、こういう事件があった。
建築紛争で、こちらは被告-業者側で、どう見ても責任がない事案であったが、裁判所は、「少しは払ってもらわないと座りが悪い」と述べて、請求額の3分の1を解決金として提示してきた。もちろんこちらは拒絶して判決をもらうことになったが、判決は請求棄却、つまりこちらの全面勝訴だった。
このケースの場合、裁判所が和解を強要したのは、控訴されるのがいやだったということだろう。それにしても、いったい誰のための民事裁判制度なのかといいたくなる。
つい最近、こういう事件があった。
建築紛争で、こちらは被告-業者側で、どう見ても責任がない事案であったが、裁判所は、「少しは払ってもらわないと座りが悪い」と述べて、請求額の3分の1を解決金として提示してきた。もちろんこちらは拒絶して判決をもらうことになったが、判決は請求棄却、つまりこちらの全面勝訴だった。
このケースの場合、裁判所が和解を強要したのは、控訴されるのがいやだったということだろう。それにしても、いったい誰のための民事裁判制度なのかといいたくなる。