「アップトーク」(uptalk)という話し方
「平叙文でありながら、それを発話する時、いちいち文末[言葉尻]を上昇調で発音する日本人が少なくない。」
「類似の言語現象は英語圏の人びと、とりわけ若い人たちの話し方(周囲を観察した限りの印象では男性よりも女性)に観察される。英語では普通は“uptalk” “upspeak”などと呼び、専門的には“high-rising terminal”(略してHRT)あるいは“high-rising intonation”(略して“HRI”)と呼んでいる。」
もう15年以上前の話になるが、クラスメートの中にやたらと語尾を上げて発音する人が多いのが気になった。
日本で使っていた教材には、そうした話し方は疑問文くらいしかなかったので、少し戸惑ったのを覚えている。
だが、注意して聴いてみると、ジョージ・ブッシュ大統領(当時)やラムズフェルド国防長官(当時)なども、ときどき語尾を上げた口調で話すことがあった。
こうした話し方は、かつてはValleyspeakと呼ばれていたが、最近ではuptalkやupspeakと呼ぶことも多いようだ(「実践ビジネス英語」2017年7月号p34)。
引用した記事も指摘するとおり、日本でもこの傾向は広がっている。
ただし、この話し方についての一般的な呼び方はまだないようだ。
「平叙文でありながら、それを発話する時、いちいち文末[言葉尻]を上昇調で発音する日本人が少なくない。」
「類似の言語現象は英語圏の人びと、とりわけ若い人たちの話し方(周囲を観察した限りの印象では男性よりも女性)に観察される。英語では普通は“uptalk” “upspeak”などと呼び、専門的には“high-rising terminal”(略してHRT)あるいは“high-rising intonation”(略して“HRI”)と呼んでいる。」
もう15年以上前の話になるが、クラスメートの中にやたらと語尾を上げて発音する人が多いのが気になった。
日本で使っていた教材には、そうした話し方は疑問文くらいしかなかったので、少し戸惑ったのを覚えている。
だが、注意して聴いてみると、ジョージ・ブッシュ大統領(当時)やラムズフェルド国防長官(当時)なども、ときどき語尾を上げた口調で話すことがあった。
こうした話し方は、かつてはValleyspeakと呼ばれていたが、最近ではuptalkやupspeakと呼ぶことも多いようだ(「実践ビジネス英語」2017年7月号p34)。
引用した記事も指摘するとおり、日本でもこの傾向は広がっている。
ただし、この話し方についての一般的な呼び方はまだないようだ。