季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

安養寺リトリート

2024-06-14 09:02:00 | マインドフルネス
5月に参加した講師養成1期生の先輩が講師を務めるリトリートの様子が
会場の安養寺のYouTube動画でアップされました




動画から少しでも、その場の空気感や静けさ、心地良さが伝わればと思います😊

安養寺はこれから宿舎などの大きな改修を行って、マインドフルネスの実践を行うための場としてさらに快適になる予定だそうです。

秋にはここでの対面のMBSRコースも行われるそうです
神戸姫路方面の方は通うことも出来ますね、良いなあ。
次はいつ行けるかな?楽しみです😌
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無事に卒業しました

2024-05-26 21:50:00 | マインドフルネス



2022年秋に始まったMBSR(マインドフルネスストレス低減法)講師養成コース
今日めでたく卒業致しました🎓

めくるめく豊かな一年半でした
出会った人たち、学んだこと
私のこれまでの人生の集大成とも言えるこの期間を無事に過ごせたことが何より嬉しいです

何より家族にありがとうとお礼を言いたいです
私のいない週末をたくさん過ごしてくれた
家族の協力なしには始めることすら出来なかった
1番は夫に✨

この素晴らしいマインドフルネスを必要としている方にお伝えできるのをこれから楽しみにしています。

まあ本当によく頑張った 嬉しい気持ちでいっぱいです

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山のお寺でリトリート

2024-05-15 11:03:00 | マインドフルネス
MBSR講師仲間の主催するワンデイリトリートに参加して来ました。
2年前にその方と知り合ってから、いつかは行ってみたいとずーっと思っていた所です。
兵庫県の内陸部、山の中にそのお寺があります。

同じ関西と言っても遠いので、前日から宿泊させてもらって、当日は朝から夕方までの参加でした。
近くのレストランで美味しいお魚を頂き、温泉でお肌がすべすべになって、お寺の宿坊に泊まります。
朝起きての部屋からの景色です




とにかく風光明媚✨ 空気も水も美味しいです😋
天気予報通り、当日は雨でした。
歩く瞑想で外を歩けないなと思い、残念でしたが、この五月雨が新緑を生き生きと見せてくれて、またその雨音を聞いたり、雫が落ちるのを見るのが良い瞑想の助けになりました。
リトリートの会場はお寺の本堂です。由緒ある歴史あるお寺のご本尊(快慶作)の前で瞑想できるとは、なんと贅沢✨
ゆったりとすっきりと滞りなく一つ一つの瞑想を行なって行きます。
お昼はビーガンのお弁当。量も内容もちょうど良い🩷
これは、理想的なリトリートでは?!
心も体も整いました。

ここで6月から対面でMBSRのコースが行われるそうです。
今まではその方はzoomでの開催だったので、貴重な対面で受講できる機会になります。
大阪から車で1時間半、神戸方面ならもっと短くて行けると思います。
毎週通うのは大変かもしれませんが、その労力を持ってしてもあまりあるほどの環境で熟達した講師の元でコースを受けられるまたとない機会だと思います。
興味ある方は是非お問い合わせください


MBSRマインドフルネスストレス低減法8週間コース≪兵庫≫2024年6月-7月火曜朝 | 医王山安養寺

MBSRマインドフルネスストレス低減法8週間コース≪兵庫≫2024年6月-7月火曜朝 | 医王山安養寺

Buddha statue in the templeMBSRとは?MBSR(マインドフルネスストレス低減法)は、1979年にマサチューセッツ大学メディカルセンターで、Jon Kabat-Zinn博士とその同僚によ...

医王山安養寺

 

これまでMBSRを受けた方はいつでもリトリートに参加することが出来ます。
1日だけですが、ここでのリトリート参加、本当に素晴らしいのでお勧めです👍
私もまた行ってみたい。
医王山安養寺。関西でのマインドフルネス実践の大きな拠点になることでしょう。
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卒論提出しました!

2024-05-13 20:16:00 | マインドフルネス
MBSR(マインドフルネスストレス軽減法)講師養成コースの卒業論文を今朝提出いたしました👏
1年の学びの集大成として8週間コースを行い、各週、そして面談について、全体の振り返りについてを書いて出します。
まず日本語で書いて、それを英訳して提出します。一つのバインダーには入りきらないくらいの量になっています。




量も多いけど、内容も濃いです。
提出方法がインターネットなので、うまく行ってるかどうかわからない。うまく送れてますように🙏
この講師養成コースの間は、まさに専門学校か大学に行っているかのように勉強していました。
しかも今まで日本で受けてきた教育とはまるで違う生き生きとした体験から学び、仲間と繋がって会得するカリキュラムだった。
MBSRそのものもそうなんです。新しい生きた学びに興味のある方はそれだけでもものすごい体験だと思います。
なにはともあれ、ひと区切りついたなあとほっとしています😌
あとは5月末の最終モジュールに出て、修了書を貰ったら免許皆伝です✨
コースについてはまだ書いていないところもあるので、追って書きます。
豊かで滋味深いコースになりました。
実際に伝えてみてわかった、MBSR本当に素晴らしい✨ 
この静かなパワーのあるコース、これからも続けて行きたい。
どんなところでどんなふうにどんな人たちに伝えることになるのか
とりあえず少し休憩して、じっくり始めたいと思っています。
マインドフルネス、しっかりと伝えられます。興味のある方はご連絡ください。
次のコースは夏はオンライン、秋は対面でできたらなあと考えています。

これからも学びは続いて行きます。
学びを続ける為にも、教えながら自分も学んで行きたい。その循環を作りたい。
少しずつの瞑想練習や、単発のイベントなども考えています。
日本で関西でMBSRやって行くよ!みなさんよろしくお願いします✨
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week7 自分自身をいたわる

2024-04-03 13:21:00 | マインドフルネス
ちこらぼMBSR8週間コースの7回目
リトリートとお休みがあったので暫くぶりに集まりました
渡すハガキの絵も芽が出ました



第1週目から、マインドフルネスとの出会いから順を追って意識を向けると言うこと、マインドフルであると言うこと、それを暮らしで生かすと言うことを体験や実践を通してじっくりとしっかりと学んで、今日は最後から2回目のクラス。

マインドフルであることを生かして自分をケアすると言うことを体験して行きます。
体をスキャンして相応しいムーブメントを自分で考えてやってみたり、
座る瞑想でもガイドを少なめにします

いくつかのワークも通して、暮らしや人生の中でさまざまな変化が起こった時に、自分がどんなことを気づいて感じて行動するのかを静かなゆったりとした雰囲気の中で感じていきます。
ワークの後に皆で会話をすることで、それぞれの頭に浮かんでいること、感じていることがくっきりと形になって現れる。答えがなくても皆が同じ感覚だったことに気づいて安心する。自分と感じ方や行動が違う人も、それもありだなあと納得したり。
そんな中で、それぞれの受講生さんたちがマインドフルな態度を育ててそれと共にいることを心強く感じる瞬間がありました。

1番興味深く感じたのは「平静」と言う態度。
変化が心地良くても心地悪くても、そこにただ居て今そこにあること、起こっていることに心静かに気づいている。
その様子を見ることが私にとって感動的でした。
少しずつ、適切なアプローチでここまで積み上げたものが美しくそこに花開いているさまが美しい。

ホームプラクティスがなかなか出来ないと言う声が多かったけど、皆んなのマインドフルネスの筋肉はちゃんとついているのが見えました。すごい!

そんなこんなで長いように思えた8週間コースも残るは後1回
コースを終わること、そしてそこからの新しい旅の始まり
みんなで咲いた花を愛で、実りを収穫します🌾







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マインドフルニッティング🧶

2024-03-23 21:33:00 | マインドフルネス



コースを後2クラスに控えて、少し時間が空いたので、編み物を始めた
オパールと言う毛糸をひたすら輪に編むと言う編み方
この毛糸が本当にうまく出来ていて、とにかく編むのが楽しい
次々出てくる模様がそれぞれに美しく、色がとても綺麗✨
少しずつ隙間の時間を編み物で収める
一つ一つの編み目に気持ちを向けながら、呼吸や身体、そして思い浮かぶ考えに気付きながら編む
マインドフルネスの実践としての編み物
始めました🧶

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プラクティスデー

2024-03-19 14:38:00 | マインドフルネス
プラクティスデイ、ワンデイリトリートとも呼ばれるこの日。
いつもは2時間半のクラスですが、この日は朝9時半から午後4時半まで瞑想を行います。
その間はサイレントと言って話さない、仕草での会話もしません。スマホなどの電子機器も触りません。
食事の間もマインドフルに食事を頂きます。

そんな日をみんなで迎える。
朝は早めに集まったので、少し早めに始めた。
じっと静かに座ることから始め、始めはそれぞれが今感じている事など話して、そしてサイレントに入って行きます。
座る瞑想やムーブメント、歩く瞑想をたくさん。

その中に、物語や詩を読む時間もあります。
これに私は関心がずっとあり、初めてMBSRを受けた時からいろんな詩や文章に積極的に触れてふさわしいものを集めてきました。元々詩というのは得意でなかった。

私の人生で詩は、読んだらすぐに終わって何回も読まないものだった。どんなに良いと言われる詩でも。
詩を見つける、味わう、理解するセンスがなかった。そもそも出会った詩の数が少なかったかもしれない。
それでもMBSRを機会にたくさんの詩集を見たり、人に聞いて探しているうちに、その中から1日に何度でも手に取ってしまう、読んでしまう詩があることに気づいた。それは歌も同じことだなあと感づく。
自分にとって心の栄養やビタミンになる言葉と言うのは、必要があって何度でも反芻して味わうものなのだと。そして暮らしや生涯を共にするものなのだと。
そんな詩をそして物語を集めて、ノートに書き込んでいく。そうやって貯めていった。
その中から選りすぐりの今日のための文章を読んだ。
ちょっと途中で感情が込み上げて、読むために立ち止まったものもある。
何度も練習したのにね。
それほど、何度平静で読めても、その中に入ってしまうと感情に大きく働く言葉と言うのがある。

そして元々、生まれながらにして私は言葉が好きだったのだなと思う。
瞑想のガイドもすべて言葉だ。その言葉の力、発音の力をずっと1年以上磨いてガイドを作り上げて行く。
借り物ではなくて自分の存在の源泉から湧き出てくる言葉。それを使えるようになるまで掘り下げて水脈を掘り当てて、調整して使い方を学ぶ。
マインドフルネスの講師になると言うのはそう言うことだと思う。
何も道具がいらないこのプログラム。ただ必要なのは講師そのものの生き方や在り方とそして言葉。

まだまだできたとか完成とかはないけれど、これからも伝える言葉を磨いて行きたい。
物語の後には慈愛の瞑想がある。それも自分でできるだけ優しく温かいものにした。
そして何より沈黙そのものの力。

自分が大好きなリトリートを自分で行えたと言うことがまず嬉しい。
そして受講生のかたが、何か分からなくても心配でも、プログラムと私を信じて一日最後まで一緒にいてくれた事がありがたい。
いつもより暖かくて明るくて、本当に輝かしい1日でした✨

早春の1日を皆で過ごせた幸せ。本当にみなさんありがとう!





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week6 マインドフルなコミュニケーション

2024-03-11 20:07:00 | マインドフルネス
マインドフルネスストレス低減法8週間コースの第6週目。
今日はマインドフルなコミュニケーションがテーマです。




座る瞑想などのプラクティスから得た気づきのシェア。
6週間を経て、皆のマインドフルネスの種が根を下ろし、地中の水分を吸ってぐーんと伸びているのがわかります。
本当にこのプログラムすごい。素晴らしい!
この受講生の方たちと一緒にその道を進んでいるのが、嬉しくて幸せです😊

今日のメインイベントはロールプレイ。
いくつかのコミュニケーションのタイプを表すキャラクターを相手に、コミュニケーションを試みると言うもの。
それぞれクセの強いキャラクターの反応にびっくりしたり怯えたり、悲しくなったり。安心したり。
今回は羊毛で作った指人形を使ってやってみました。




こうやって見てみると、実際はコミュニケーションってできてない時が多いのではないかな?と思えるほど。
みんなで行ったカラオケのように、歌ってるのを聞いてる人はいなくて、みんな自分が何を歌うか探してる。
そもそも、コミュニケーションってなんだ?って思うほど。

そして、この後にじっくりと話す、聴くと言うのをワークでやってみて。自分の話し方や聞き方。いろんなんことに気づきました。
人間関係の要であるコミュニケーション。まだまだ掘り下げたら色々な体験や知識がありそう。
またゆっくりとこのテーマだけでも講習をしてみたいです。

来週はワンデイリトリート。プラクティスデーです。
どんなふうに進めようか。じっくり楽しんで考えて行きます😊


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week5 ストレスへの関わり方、自動反応とマインドフルな対応

2024-03-11 18:58:00 | マインドフルネス




マインドフルネスストレス低減法8週間コースの第5週目は、とうとうマインドフルネスをどう使うのか?が出てきます。

まずは座る瞑想。なんとフルの45分バージョンを行います。
第1週から少しずつ座る時間を伸ばして、この日のために準備してきました。
皆、その間にはいろんな事が起こったり気づいたりがあったようだけど最後まで座り通せたと言うのは素晴らしかったです。
途中で辛くなったら歩いてもできるように通り道を用意していたんだけど、それは使いませんでした。
これでフルバージョンの座る瞑想とそして立って行うムーブメント(ヨガ)がホームプラクティスに加わりました。

8週のうちの半分を終えたので、この時点での気づきや感想のシェアもありました。
そうすると、ホームプラクティスのために時間を取るのが難しいと言う話に併せて、それでも暮らしの中に小さな煌めくような気づきや変化が現れているその嬉しさや楽しさを述べる受講生の方が多く居ました。
それを聞いて、本当に私も嬉しくなって温かい光で胸が広がるような気持ちがしました。
この変化や気づきはほんの煌めきでも、これからの人生を生きていく礎や栄養になるはず。

先週第4週で不快な体験を紐解きました。
今週はさらにそれをじっくりとナノレベルで紐解いて行きます。
そうするとどんな流れや仕組みでいつもの習慣的な衝動に移行して行くのか。それを繰り返すとどうなるのか?
そしてそこにもしマインドフルな間を持った時に何が起こるのか?

超低速のリプレイを通して、感じる可能性。
人生って自動でコントロールが効かないものじゃなかったんだ。
自分の人生を生きるスキルとしてのマインドフルネス習得の意味はここにあり!
どうしようもない決まった流れだと思える人生の、一瞬一瞬に実は選択できるチャンスがあったのだと、それは自分で作ることが出来るのだとわかります。
そのために毎日しているプラクティス。

ジョン・カバット・ジン氏の著作に「波を止めることは出来ません。しかし乗りこなすことが出来るようになります」と言う言葉があります。人生の波に溺れたり流されたりするのではなく、乗っていく方法、それが日々のプラクティスで育まれるマインドフルネスの力によって身につくのです。

時間がないと諦める前に、なんとか自分に与える特別な時間としてプラクティスの時間を作れるようになれば良いなあと思います。後半分、一緒に進んで行きましょう!


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5days リトリート

2024-02-26 09:36:00 | マインドフルネス
MBSR講師養成コースのリトリートに今年も参加して来ました。
飛行機から見た景色✈️
空を覆う雲の上は青空でした。



長崎の保養地にて5日間行われるリトリート。
これを受けることが講師になる条件にもなっています。
この5日間は、サイレント。
話しをしない。食事の時もマインドフルに食べて話しをしません。
文字を読まない。テレビやスマホも見ない。
そして朝は6時半から夜は9時まで瞑想をします。
って書いたら、結構衝撃的かもしれませんね。😆
去年は5日間、生き残れるか?ってくらいに心配してたのですが、
今年は楽しみで安心して参加しました。

去年のリトリートが終わってから、参加した仲間で「帰りたいね…」って言う言葉をしばしば発していたほど。
その空間や時間がかけがえのない、貴重な体験だったので。

もちろん休憩時間はしっかりとあります。みんなが持ち寄ったお菓子をつまんだり、お茶やコーヒーを飲んだり。
近くにある農業娯楽施設に歩いて行って、羊や山羊を見たり。そしてあとはひたすらぼーっとします。

瞑想は、ずーーーっと座っているわけではなく、30分くらいのスパンでムーブメントと言ってヨガのような動きがあったり、歩いたり(歩く瞑想は公式な瞑想とされています。)、講話があったりします。自分を労わりながら参加するのが1番大切だとされているので、一般にイメージするような苦行や修行のようなものではないです。

ドイツからマインドフルネスの先生がいらして、主にその方がガイドしてくださるのですが、まずは始めの2日くらいは体の姿勢をしっかりとたっぷりと細かく深く、探索できるように時間をとって下さりました。
そうやって土台の部分をしっかりとさせてから上に広がっていくやり方が結果、実りの多いものになるのだなあと言うのが実感です。

去年は私は心配もあったし、初めての長期間のリトリートを頑張って参加していたと思います。それはそれで良かったのですが、今年は安心なまま、仲間と並んで座っているのを幸せに感じながら、頑張らないで、休憩時間は何もしようとせずにただひたすらに黙ってそこに寝たり景色を見たり、ぼーっとしていました。
先生が「人間の脳はいつも自分を楽しませようとして、色々なエンタテイメントを繰り出してくるんだよ」と言っていて、
まさしくそれがわかる5日間でした。

話さず、文字や映像を見ないで静かにしていると、砂や石が混ざった水槽が濁った状態から澄んだ状態になってきます。
そうするとクリアに見えるようになってきて、そこから思わぬものがぽっぽっと飛び出てきます。
忘れていた好きな曲がかかったり、忘れていた思い出が出てきたり。面白いなと思いながら、それを鑑賞して手放す。
と言うのをずっと繰り返していたと思います。
そして周りで起きる小さなことが、普段より大きく楽しめて、笑いを堪えたり。
その笑いも、沸き起こってきて高まり、そして収まっていくのを感じながら。
また、丘の上から見る海と空の景色があまりにも美しくて感動で涙が出たり。
そうしていると、自分の中には自分を楽しませるネタが詰まっているのだなあと思い。今、無人島に行ったとしても一生困らないなあとか考えていました😆

一つの面白かったことは、今までずっとどんなに座る瞑想をしていても、思考が来るのに気づいたことは無かったのですが、今回初めて「来て、居て、変化して、去っていく」と言うのを眺められた気がします。
それはとてもシンプルな、ただそのままの現象でした。

考えると、今までは自分の心が満員電車のようだったんだなと。満員電車だったらどんな人が乗ってきても降りてもわからない。
でも静かにしていると、電車の中の乗客が減ってきて、「あ、あんな人が乗ってきた。こんなふうに過ごしてるな。そして
降りて行った」と言うのがわかるんだと思いました。それくらいたくさんの考えやものを詰め込んで暮らしていたのだなと。

自分の中にそう言うスペース(空間)ができる。
それは本当に物凄いことなんじゃないかと思います。
そしてもしかしたら日本人としてそれこそが大切なものなのかもしれません。水墨画の空間を感じる。俳句の空気感。行間を読む。空間があり、それを感じることができるからこそ、あるものをさらに捉えることができる。
思考であれば、一つ一つそのものを丁寧に扱うことが出来る。

そのために何しない。体と心と頭のデトックス。
これは本当に特別な体験だと思います。

それでも黙っていても、共にいる仲間との繋がりは温かくしっかりと形成されていて、同じ部屋で過ごす人とも仲良くなり、並んでいる人たちとも繋がりがよりしっかりと形成されて帰ってきたと思います。
最後の日は少し話すことが出来ます。そこでまた形としての繋がりができて。帰ってきました。

もう一つ、座ると言うことと、歩く瞑想を丁寧に結構な時間行うこと、そしてムーブメントとで、体が思うよりも芯から整っていると言うことです。自分ではっきりと感じられるほど、体の動きが安定して無駄がないものになっているのです。

本当にマインドフルネス奥深い。そしてパワフル。
長期間のリトリート、本当に素晴らしい。できれば一年に2回くらい受けたい。
新しい休暇の過ごし方として発展したら良いのになと思っています。
1週間の休暇を取って、そのうちの5日間をサイレントで過ごす。ゆったりと温泉に浸かって、シンプルな美味しいものを頂いて。
そんな場所が日本のいろんなところにできたらいいのになあと思います。
自然や風景、農産物の豊かなところ。そんなところにリトリート施設ができることを夢見て。
また来年の2月を楽しみに。一年過ごします🩷



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