季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

体が変わる意識が変わる。自由への変遷。

2021-07-05 10:39:00 | 心と体 Mind&Body
月に2〜3回やっているフェルデンクライスが面白い。
やってる時は眠かったりわからなかったり色々だけど
しばらくやってみて自分の体が変わっていることに気づく。

しばらく前から思ってたのは、歩き方が変わったこと。
前はもっと歩きにくかったと思う。今は楽。階段登るのも楽。
散歩していても、ここからはしんどいなと思ってからが持つ。
膝を庇いながら動いていた動きが、何も意識しないで楽に出来ているのに気づく。
それは体の使い方が変わったから。

例えばフェルデンクライスで始めと終わりにする動作の中で首を上下に動かすのと後ろを振り返るのとがある。
それがいつもフェルデンの前と後で違っているのだ。
だいたいは前はその動かす部位だけでやっている。可動域は少ないし辛い。
それがフェルデンの後にやってみると楽で大きく動けてる。
やってみるとそれがどんな小さな動きでも体の全体を使って成し遂げているとわかる。
もう不思議なくらい。

例えば向こうにあるものに触る。
横向きに寝ててそこから仰向けになる。
寝て足を立てて爪先をあげたり下ろしたりする。
そんな小さな動きでも実は骨盤や背骨や肩甲骨などを僅かでも総動員して動いていることがわかる。

一回一回体が変わるのがわかって、次にはまた戻っているんだけど、完全に戻っているわけではない。
そうすると通常の動きや姿勢がより容易な形にわずかにでもシフトしている事になる。

今日、普通に鏡を見て気づいたのは
あんなに内側に入っていた肩が普通にしていて広がって緩んでいた。
前だったら力を入れて殊更に広げてみないとできない姿勢だ。
すごいな。

私の体の中で起こっていること、意識の中で起こっている事は革新的だ。
まだ色々思うことはあるけれど、またゆっくり少しずつ。
これからも気づきと解放を続けて行きたい。


二つの生花の残りで生けたものが、1日に何度も目を留めるほどに美しい。
お稽古と自分でも何度も生けていて、慣れてきたように思う。
植物の扱い方、形の作り方、それらが自然に出来て来ている。
これも少しずつでもお稽古の成果が私の中に形成されている所以だろう。
続けてみること、重ねてみることその力を感じる。



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