季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ゆるやかな時の中でほっこり手仕事

2016-10-27 22:56:38 | 講習 PrivateClass
関大前のねっこぼっこにて。
ねっこぼっこは小さな子どもの保育室です。
お母さんの手仕事の時間に講師として呼ばれました。
作るものはスリーピングドールです。

       

これは子どもが寝る時に抱っこしたり枕にしたり出来ると言うものです。ふわふわで気持ち良い。


子どもを連れたお母さん達が来て、少し落ち着くまで部屋を見る。とても気持ちのいい小さい空間です。
一つ一つ置いてあるものがやさしく温かい。

       

子どもたちはもう慣れているのか保母さんと一緒におもちゃで遊びます。
静かに夢中でおもちゃで遊んでいる。観てて気持ち良い。

用意が出来てお母さん達と一緒にまずは羊毛ボールを作る所から。
羊毛を細く伸ばして小さく硬く巻いて行く。簡単なようで難しい。
根気強く頑張って少しずつ巻いて行きます。それをだんだん大きくして行く。
両手の分にも小さなものを二つ。
そして本体を縫う。
手縫いと言うのをあまりやったことがないと言う人が殆ど。それで手縫いの基礎についても伝える。
糸の種類や縫い方。始め方や終わり方も。少しのコツで手縫いでもきれいに丈夫に出来ます。

サクサクコツコツ縫っているとだんだん楽しくなる。そうなんだよなあ。楽しいんです、手縫い。
適度に集中して話もしながら縫うのが良い時間。
お母さん達も心地良さそう。
そしてだんだん形になって来て出来ました。

       

ウォルドルフ人形ほど大変じゃないから、また作ってみたいなあと思える。
ほんとにふっわふわでムチムチで可愛いんです。

お昼になったら子どもたちは保母さんとお弁当を食べている。静かに温かな時間が流れる。
こんなにこじんまりと温かく暮らせたら子どもたち安心だろうなあと思いながらの手仕事。
上のリンクに保育の情報を繋げていますので、興味のある方は見て下さい。
お母さんと一緒に子どもが遊ぶ、場所の解放もしているみたいです。

場所も昔の関大の学生寮なので、なんだか作りも不思議。建物に入るだけでも面白い。

向かいに手編みの教室があります。デンマークや北欧の糸も置いている。編み物に関わるいろいろな道具や雑貨もあります。
見てるとおもしろい。そして店主の彼女と話すのも楽しい。
その方の知り合いで京都でアコースティックギター専門のCDなどのお店をしている人がいるそう。
その人がこの店に会いそうなものがあったら時々持って来てくれるんだそうだ。
そんなCDの中ですごいの見つけた。

       

「織り手の歌を紡ぐ」と言う題。
見てみたら、毛刈りの歌から紡ぎの歌、そして織りの歌まで流れになって収録されています。
それもいろいろな国の物を歌付きや演奏だけなど。
ゆるゆるしていて面白い。
これをかけて糸を紡いだりフェルトを作ったりしたいな。
そのお店はroom amieと言います。また行きたい。本もいろいろあった。観たい。

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