季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

夜の冒険

2008-11-09 10:19:20 | 季節 Season
今回のフェルト修行期間中は今までと違う。
これまでは期間中ずっと研修室と寮に籠もっていたのだが、今回は「夜のお出かけ」をしました。

二日目、朝起きたら頭が痛い。これはやばい。鍼か整体に行きたい。
ちょうどスクールに来る途中、整体院があったのでチラシを取っておいた。
普通、初めてのところになかなか行かないものだ。それも知らない土地で。
それがなんだか今回はどうしても行きたくなった。
電話して予約を取る。よるの8時半から。

普通の民家でやっている。ドキドキしながら入ったら、シャキッとした女の人が施術師だった。
気持ちの良い空間。充分なリサーチの後、アロマオイルを使っての施術は本当に気持ちが良かった。ぐいぐい力で押すのではなく、気を整えるようにしっかりと柔らかくマッサージしてくれる。来て良かった!!

終わって待合に帰ったら一緒に行った相棒が「寮の門限を過ぎているかもしれない。心配だから先に帰って!」と言う。
料金を払っていそいそと帰路に着く。まあ、歩いて3分。

帰ってみたらなんと。門が閉まっていた。丁寧に南京錠までかかっている。
ゲ、締め出された!
しばらく考える。

おもむろに門によじ登り乗り越えた。ジャンプ!
(危険ですので、良い子はマネしないように!)
そして管理人さんのいる部屋を探してうろうろ。
やっと探して必死で窓をたたいて管理人さんを呼び、入り口を開けて貰った。
まるで不良高校生みたいだった。
相棒もホッカホカになって無事帰宅。

次の日はみんなで鞍馬温泉にGo! 講師の先生が「是非!」と言うので。
でも誰も行ったことがない。初めて。
電車の時間やお風呂や食事の終了時間を調べる。
こんな日に限って課題が終わらない。みんな必死でアクセルを踏んでなんとか間に合う時間に出た。
このときはちゃんと管理人さんに出かける事を言って行ったので遅くなっても大丈夫。

       
       (これは小さい方、大きいのは車くらいある。)

真っ暗闇に突っ込んでいく電車に乗り(山に入ると外は漆黒、葉っぱ一枚見えない。)、駅のでっかい天狗の面に驚き、美味しい釜飯に舌鼓。露天風呂でシャワーの温度調節が難しくてみんなでキャーキャー言う。だって、水か熱湯しか出てこない。
それでも露天風呂は最高!帰り道でも体かほかほかだ。

       
     (風呂には風呂敷で。下はSIGGの水筒に熱いお湯を入れて湯たんぽ。)

研修室が夜使えないという事態から発生したこの「お楽しみ」。
しっかりと命の洗濯できました。
スリリングでエキサイティング。おかげで肩凝りもすっかり治った。
ほんと楽しかった。面白かった。
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