明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



一旦戻り、12時からYさん宅で新年会。ほとんどビールしか飲まないSさんはビールをキャリアーで運んで来た。それにKさんと私でお邪魔する。乾杯後さっそく暮れに入手しておいた『ウッドストック』のDVDを観る。来月一緒にスタジオで音を出そう、というYさんとSさんは年下で観たことがないという。ロックといえば60年代から70年代まで、という私の側に勧誘しようという訳である。 水を使わず日本酒のアルコールを飛ばしただけの鍋をいただく。ニューミュージックとビートルズ好きのYさんはともかく、『メタリカ』好きのSさんは『ザ・フー』や『テンイヤーズ・アフター』などは写真でしか観たことがないという。フーの『サマータイムブルース』。なんでこの曲をやる連中は手を振り回すのか、ピート・タウンゼント観て納得していたのが可笑しかった。『ジミ・ヘンドリックス』の演奏には二人とも釘付け。こういう音楽を聴かなければいけない。 正月早々風邪をひき、演歌専門でまったく『ウッドストック』に興味のないKさん。当時の若者が裸で行水するシーンに限って楽しそうであった。私も全編観るのは30数年ぶりだが、今では老人であろう若者達の様子が興味深かった。かつて“30過ぎた人間は信用するな”という時代があった。Yさんが久しぶりに引っ張り出してきたギターはネックが反っていた。 Yさんが録画していたビートルズの『マジカルミステリーツアー』を観る。冗談みたいなTV映画。寺山修司に任せた方が良い。Yさんは明日3日はもう仕事である。6時間飲み続け、みんな寝始めたところでお開きとなった。

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HOM



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