明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



元薔薇十字社の社主であり、『男の死』の企画者である内藤三津子さんは「良く言われるけど、モチーフは全て現代であり、時代物は一切ない。企画者の私が言うのだから間違いない。」と断言されていた。だとしたら私がやってみたい。しかし死に装束の侍を、アフロヘアーの男がウエストレベルのカメラで撮っているカットがあるから、胸毛とアフロが結託して内緒で撮ったのではないか。内緒で撮っている所を内緒で撮った人物は目星が付いている。 ところで昨日触れた『椿説弓張月』であるが、源為朝を報奨金欲しさに裏切った武藤太は、為朝の妻、白縫姫により腰元達に竹釘を打ち込まれ断首される。絵として聖セバスチャンである。聖セバスチャンは三島にやられてしまって、悔し紛れに、炎上する金閣寺に縛り付けたり、黒蜥蜴に剥製にされたりの三島セバスチャンは作ってみたが、灯台もと暗し、和風で悪党ではあるものの、こんな所にセバスチャンが居たではないか。 椿説(ちんせつ)は珍説にかかっており鎮西八郎為朝の鎮西にもかかかっていてちんぜいとも読まれる。そこでオリジナルの薔薇十字社版に敬意を表し、石塚版を『椿説男の死』三島由紀夫へのオマージュとしてみたい。もっとも私の作品はほとんどが珍説ではあるけれど。


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 アートコレクターズ(生活の友社)引用の美学 存在しないものを撮る 石塚公昭


『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube  


『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載13回『月に兎 泉鏡花



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