明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



『新・北斎展のみどころ』講演会。北斎をコレクションした研究家は、小学生の時に古本屋で北斎本を50円で買ったのが出会いだったそうである。『みどころ』を聞いておいて肝心の北斎展を、混み合っている、と聞いて私が行くのであろうか。大好きで澁澤の背後に作って立たせたクラナッハ展に、あれだけ規模が大きく長期間やっていたのに行かずじまいで、私の出不精も極まった、と呆れた。 以前ここ資料館で、横綱展だったかで各横綱の実物大のパネルが展示されていたが、どうも小さい。これは大銀杏も含めて作ってしまったな、と聞いたら案の定。その後作り直したそうで、大鵬コーナーの大鵬のパネルが大きくなっていた。こんな客もいるから気を付けないとならない。かく言う私もいい加減に作ったピアノの鍵盤を数えられた事がある。 今日始めて知ったが、ここ資料館は江戸時代の深川を再現しているが、設定がたまたまであろうが、北斎が江東区に住んだ時期と同時代を再現した物らしい。今号の『タウン誌深川』の背景は、資料館を使わせて貰ったが、以前からこちらを北斎の画室にすることを考えている。そのためせいぜい貢献をしておこう、という了見の私である。

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 アートコレクターズ(生活の友社)引用の美学 存在しないものを撮る 石塚公昭


『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube  


『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載13回『月に兎 泉鏡花





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昨年より深川江戸資料館で今年11月10日まで続く『杉浦日向子の視点~江戸へようこそ~』だが、明日4日(月)に『新・北斎展のみどころ』根岸美佳(浮世絵研究家)参加費無料 開場13:30 もあり、葛飾北斎像も展示されることになった。この北斎、預けっぱなしだったのだが、以前ちょっとした事故により安定が悪くなっていたので、この際なおした。しかし随分塗装ムラ、ハゲがあったので、機会を見て塗り直す事にする。 その後資料館と松尾芭蕉像記念館の方と3人で会う。収蔵される芭蕉像は、制作時にも書いていたはずだか、イメージが違うと思われることは覚悟していた。しかしウィキペディア見たって各地の芭蕉像は、何処の誰だという有様である。実像が無視され適当な芭蕉像ばかりなので、先日も書いたが〝嫌味なくらい〟3人の門弟が描いた芭蕉像のみを参考に制作した。いかに与謝蕪村であろうと、この件に関して言えば同じ穴のムジナであり全く無視した。 聞くと持ち回りの芭蕉サミットというのがあり、次回は江東区の芭蕉記念館だそうで、全国から関係者が集まるそうである。 全国に二千体が本当だとすれば、浮気がばれてかみさんのご機嫌とりに、義父さんをモデルに作った、なんて芭蕉もありそうである。

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 アートコレクターズ(生活の友社)引用の美学 存在しないものを撮る 石塚公昭


『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube  


『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載13回『月に兎 泉鏡花




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