それにしても制作上の思い付きなど、そのままぶつぶつ書いてるブログで良いのであろうか。特に『椿説男の死』(椿説付けておかげで一々石塚版といわないで済むようになった。)など特殊過ぎて人様に披露するような物になってはいないだろう。それが原因で前回は一作も売れない、というワースト記録を作ったが、良く考えれば、いや良く考えずとも、作り物とはいえ、血を流したりして人が死んでいるのだから当然であろう。前回の『男の死』では、全く三島にウケることしか考えていなかった。何て書くと、今回は他の事を考えるのか、と言うと、相も変わらず頭に浮んだイメージを取り出し、それをただ観ていただくだけである。ただ次回は、陰影を出さない手法でもやるので、全身に竹釘打ち込まれ恍惚、いや苦悶の三島が出品できるはずである。 『椿説弓張月』は三島一人の予定だが、白縫姫も方法が見つものなら登場させてみたいが、私にはハードルが高い、そういえば『ゲンセンカン主人』の女は、漫画の登場人物に似せてみたが、これは他所からパーツを持って来て、ではなく、元の顔を、ほぼコピー&ペーストで作った。粘土で造形の要領であり、写真の領域とは最早いえないだろう。〝それでいいのだ〟とどこかのお父さんも言っている。 そう言えば、制作中は考えなかったが、原作者は浮世絵を参考にキャラクターを造形している。

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『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube
※『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載13回『月に兎 泉鏡花