明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



最近寝るのが早いこともあるが、暗いうちに目が覚める事が多い。トイレに起きてそのまま目が覚めてしまう。まさに老境に差し掛かり、と認めなくてはならない。 かつて知ったる富岡八幡宮へ。Mさんの娘さんの二人目のお孫さんの七五三の撮影である。一人目も撮影したが、大きくなっていた。二回目となると御両家共に余裕が漂っている。今回は長男が大人になってから面白いように、ぐずって砂利の上で仰向けに寝転がっている所や、食事中、後ろで弟が赤ん坊らしく寝ているツーショットも撮っておいた。ある場面でお父さんも、こちらにどうです?といったら「おじいちゃん達が盛り上がってますから。」七五三も、二度目となると違う。途中で前回同様、スタジオで撮影。その間私は待っていたが、さすがに今日は混み合い時間通りには運ばなかったらしい。Mさんの奥さんが「あのせっかちが、黙って待ってたのよ。」が可笑しかった。歩き方さえ前のめり気味なMさん、孫が出来てようやく我慢を覚えたらしい。 私が大きくなった長男坊の顔が両親のどちらに似ていると言うより、上手くブレンドされていることに関心すると、お父さんのお父さんが「それは嬉しいなあ。」とつぶやかれたのが印象的であった。そういうものなのか。

【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第17回『引っ越し』
『石塚公昭 幻想写真展き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界


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