明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ほとんどどこにも出かけず、昨日も今日も一昨日も、やる事は一つである。なのに良く毎日書く事があるな、と思う。まあ結局作る事ばかりになってしまうのであるが。何しろ朝薬を飲む事になっているが、薬が入った引き出しから薬を取り出し、それがうっかりすると、昨日の映像とごっちゃになり、昨日なのか、さっきなのか区別が付かず、念のために飲むのを止める、という事が稀にある。思い出す項目が少な過ぎ、これでは時間が経つのが早いのは当然であろう。 結局本日も作りながら考えた事を書くしかない。北斎は、右腕を腕まくりして描くべきものに集中している様子にしようと考えていたが、左腕は袖が邪魔だな。と考えていたが、丁度私が着用しているジャージが、裾が長くて邪魔だな、と鋏でちょん切ってある。それで出かけるわけじゃなしギザギザのボソボソである。と考えた所で、そうか着物は襷掛け、というのがあったではないか、と気が付いた。危なく北斎に"お前、俺の袖をちょん切ろうとしたろ?お前なんかと一緒にするな"と言われる所であった。襷掛けなんて作った事がないし、そうする事に決めた。

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