常に行き当たりばったり、思い付くままに制作して来たおかげで予定外の場所に着地するのが常である。それは表層の脳より、気の利いたもう一人が腹の辺りにいて、それに任せた方が結果は良いことを知っているからである。ところが何故こんな事をやっているのか、なんだか判らないがやらずにいられない、では馬鹿みたいなので、考えて計画的に取り組んでいるように見られたい、という見栄をつい張ってしまう。そして、その理由を後から考えるため、ブログでああだこうだ、とブツクサと書き連ねてしまうのである。その迷走の様を書いてしまえば私の演技プランは台無しであるが、読者数を見る限り、白状している、という実感は涌かない。そして個展会場では、何で私はこんな事をしているんだろう?などという期間は一時間も無かったような事にして、全て計画通り事を進めた結果がこれであります。という顔をしているのである。
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