明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



寒山拾得図に関しては、今のところ国宝級でもない限り、あまり気に入った作品はない。元々禅画にありがちな、サッと描かれたような作品は子供の時から好きではない。豊干の図は我が家にぶら下がっているが、この藤本鉄石作品のお陰で、寒山拾得、豊干それぞれが見た目奇怪であるように、豊干禅師に寄り添う虎もまた、勇猛な虎ではない方が、と思い始めている。 掛け軸は梁に掛けると畳に着いてしまったり、スレスレだったり格好の悪いこと甚だしい。そこで掛け軸の長さを調整する巻き上げ用の筒を自作した。竹筒の中に巻き込む物は、竹筒にスリットを開けただけの物が平気で7、8千円もする。そこで塩ビ管を入手し、そこに外側に巻き付けるタイプの物を作った。これで掛け軸の裾に下げる重り兼飾りの風鎮を下げることが出来る。後は下に床の間代わりの板を置きたい。NHKで谷崎潤一郎の『陰影礼讃』を見ていたら、掛け軸を床の間に掛ける際、床の間に上がってしまっていた。外部のスタッフかも知れないが、NHKは存外躾のなってない連中が混ざっている。


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