明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



龍を作ることになった。小学校では、基本的に授業と関係ないことはしてはならないことになっていたが、学芸会となれば別である。人形劇ヤマタノオロチ対スサノオ。といってもオロチの首一本をストッキングに口を開け、紙粘土で角や牙を作った。あと七本の首は絵。どう考えても”レッドスネークカモン“の東京コミックショーのパクリである。 他に大国主命が登場する紙芝居もやった。大国主命が脱糞している絵を描いた覚えがあるが、あれは何だったのか?検索したらすぐに判った。体の小さい少彦名神(スクナビコナノカミ)と大国主命は我慢比べをし、少彦名神は土を運び、大国主命はうんちを我慢しました。結局、大国主命が負けて、その場で脱糞してしまう。小学生にはウケたに違いない。 その他にも私の作、演出で、劇などいくつかやった覚えがある。こんな時、ジャイアンみたいな奴は、どのグループからも声がかからず、一人ポツンとしている。慈悲深い私は声をかけ仲間に迎え入れた。そしてクシナダヒメや、悪い博士の3番目の手下役を割り当て、赤面せずには口に出来ないセリフをいわせ、教室内は溜飲を下げた連中の喝采に満たされた。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )