明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



寒山と拾得の頭部が出来たということは、通常なら、次は拾得の持つ箒を作る。目測で作るのだが、ジャズ、ブルースシリーズ時代、ギターのサイズを何度か間違えた。ただでさえ面倒で、やっと作って親指弾きを楽しみにしていたウエス・モンゴメリーは、しかたなく、大き過ぎたギターは後ろの壁に立て掛けるハメとなった。なのに懲りずに何でも目測である。箒の材料はすでに目星を付けてある。予定では荒く枝を括っただけのような物にしたい。そういえば金魚の水槽の中にも、ミニチュアの箒を入れておいたが、気が付いたらブラシの部分が金魚に食われていた。 寒山と拾得のヘアスタイルは、老人ホームのザンギリ頭が参考になる。あまりに酷く、植木屋の小僧がアルバイトで切ってるんじやないか、と母の髪は私が切るようにしていたが、待ちきれない母は、自分で切ってしまうのだが、すっかり上手になってしまった。



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