明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


個展に来てくれた友人知人と連日飲みに行った目黒駅近くの居酒屋。11月に入り、2時に来るという2人とは別に仕事が終わって来る3人。今回は仕方がないと2人は先に飲みに行った。後から4人で行ったらまだ飲んでいた。混んでいたので席は別である。その先に行った2人が揃ってコロナに。 しばらくサボったクリニックへ。思ったほどに悪くはなっておらず。あんな物作っておいて健康は保とう。そうは行かない。帰りに受付で無呼吸の装置をちゃんと着けるよう院長先生が、と看護師。データが全て送られバレてたんだ。という私の顔を見て可愛らしく笑う。 被写体から陰影を出さないよう撮影すると、陰影が無い分平面的にはなるが、引き換えに光の呪縛から解放され、シチュエーションの自由が得られる。今回は被写体がせっかく立体であることを生かすため、濃淡による立体感を意識した。これは矛と盾の間の微妙なさじ加減の試みである。当初立体作品を作るということは陰影を作ることに他ならず、その陰影を無くすことに躊躇したものだが、これでその問題は解決し、この手法での撮影法は完成といって良いだろう。そこに架空の山水風景が相まって、今回は余計絵を描いたように見えるようである。風景に関してはあまりに男性的で大嫌いなアンセル・アダムスとは真逆の世界を目指したい。目指さなくとも心配ないけど。

石塚HP

 



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搬出  


ふげん社に出かけ、プリントにサインを入れる。こちらですっかりホットのブラックコーヒーが飲めるだけでなく美味しさが理解出来た。最後に一杯いただくことを決めていた。江東区に転居以来、数十年お願いしている運送屋は、江戸っ子できっちりしているが早く着き過ぎてビルの前で荷物と共に一人立ち尽くしたことがあった。今日は他の仕事があるので3時〜4時になるというので2時前に着いてコーヒーを飲んでたら、2時に到着。仕事が早く済んで道路が空いてたらしい。コーヒーもゆっくり味わえず。人という物はそうは変わらない。 帰宅後、戦後処理とばかりに部屋の片付け。気をつけなければならないのは、こんな時には、棚からぼた餅のように名案が降って来がちである。そんな時、あまりにも素晴らしすぎて、部屋の片付けなどという、後ろ向きの行動を取ってる場合ではない。となる。数ヶ月ぶりにレコードをかけ、ぼた餅避けとした。

石塚HP



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