明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



初個展から40年、架空のジャズブルースミュージシャンから始まり実在した作家シリーズ、そして寒山拾得などの道釈人物、とモチーフは変わってきたものの、一貫して変わらないのは男性ばかりである。手足の数など同じだが、ただそれだけで、男女を同じ土俵で同じ材料、同じ手法で作れる気がしない。また私にとって大事な物の一つにユーモアがあるが、女性には笑う要素、或いは笑って良い要素が皆無に思えるのである。その点男は生きれば生きるほど自動的にユーモアが発生する。男でも若者はもう一つである。そんな人物像制作者である私が仙人まで手掛けてみて、究極ではないか?と何となく考えているモチーフがある。一方で、それが面白くてやって来た描くべき物語性に乏しい。しかしその分、今までのように、江戸川乱歩や室生犀星に興味がなければ、虎溪三笑や慧可断臂の説明を知らないと伝わらない、ということではなくなる。

石塚HP

 



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一日  


小学校教師が生徒に給食のおかずを食べられ、背中に「先生の給食を勝手に食べました」という張り紙を貼り、校内を歩かせた、とニュースになっていた。私も小学生の時に、忘れ物が多いことと宿題をやらないことを大書きした張り紙どころかサンドイッチマンの格好で全教室を回らされた。さすがに妹の教室には参ったが、忘れ物にも宿題にも興味が無いものだから私には全く効き目がなく、罰としては効果はなかった。2人目が普段はいじめっ子だったが、大泣きして嫌がり、その罰はなくなった。数人の生徒が囃し立てながら私に付いてきたが、こんなクズ連中は今頃ロクなことになっていないだろう。その女教師は後に葛飾区の教育委員長になった。 ある日、1人の女の子が、親の職業についていじめられて泣いていた。その先生は、人は皆平等なのだ、と叱った。私は〝人は皆平等”そんなこと初めて聞いたぞ?そこで数日後の休み時間、先生に質問した。「天◯陛◯と◯ジキ、殺したらどちらが罪が重いですか?」「それは天◯陛◯よ。」

石塚HP



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