明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


手掛ける可能性が高いモチーフは、天台山が聖地と書いたが、何しろとてつもなく古くからあるモチーフ、ある頃からそうなった、そういう見方もある、という感じのようである。実にアバウトである。そんな世界であるから創作の余地がある。私もどこかに居るかどうか判らない架空の人物を気にするところがあるので、存在した事実がないぐらいの方が気楽である。 個展というと判りやすいテーマにまとめた方が良いのではないか、と私なりに考えるのだが、寒山拾得や仙人まで手掛けてみると、もはや好き勝手にしか見えないかもしれない。テーマも何も、私の好き勝手、を作って見せるのだ、ともういってしまっても良いのではないか? 〝考えるな感じろ”なんていいながら、何だか判らないけど作りたくなって作っちゃいました。はあまりにも馬鹿みたいではないか、とつい見栄をはりたくなるのだが、言い訳を考えてる時間は無駄ではある。

 



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