明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



2年先のことは考えずにきたが、鮫の歯が出番を待って後ろに連なるように、作りたい物が途切れることはなく、すでに背中を押されている。喉元まで来ているテーマについて。 1、あくまで神仏でなく人間である。2、架空の中高老人モチーフ。その種々相を描ける。  3、造形的にリアルを逸脱も可 4、非現実的シチュエーションは自由。6、生涯、事あるごとに作り足し可能。数が増えたら増えたなりに群像として。  7、具体的物語に欠ける分、写真作品として今までのようには描き難いが、その分物語の解釈は不要。 そう考えると私の中に蓄積された人間のイメージを吐き出すには究極のモチーフではないか。躊躇するとすれば、7である。 スーパーで入手したカワハギの肝付を煮付に。鯉コク作って食べながら琴高仙人を作ったのを思い出した。鯉は龍の幼体と思われていたそうだし、赤鯉の赤もラッキーカラーだったのだろう。

石塚HP



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