明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨日から失せ物探し。本格的にボケが始まっているのか。つい先日まで目の前にあった物が消失するマジック。 出掛けたついでに図書館へ。浮世絵への関心は薄れ、本日は中国絵画。そもそも寒山拾得は舞台が中国だし、風俗、建造物、自然について知りたい。古典絵画を眺めているうちにかつての日本人の視点を取り戻せないものだろうか。 そろそろ新たにデジカメを買おうと思っている。フルサイズのミラーレスは、私のミスから壊し、マイクロフォーサーズの中古を使っていたが、どうも怪しくなって来た。かつて古典レンズを集め、おそらくニジンスキーを写したと同じ4×5インチの水晶製レンズさえ入手した私が、長い旅路の果てにたどり着いたのが、石塚式ピクトリアリズムだが、ここに至ると、カメラ、またそのレンズは、“私という人間の味を出す為の物”であり、”レンズが余計な味を出すんじゃない、私の味が目立たなくなる“とデジタルカメラに、それに付いている広角系安物ズームレンズで充分、いやそれが良い、という所にたどり着いたというのは実に慶賀であり、あまりにも私らしい到達点に、上手く出来ているものだ、と感心してしまうのであった。


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