蘭渓道隆師、予定の3作品の構図決まる。 16年、深川江戸資料館における、その時点で展示できる作品を集めた中締めとなった展覧『深川の人形作家 石塚公昭の世界』がようやく終わり、しばらく何もしたくない。かといって10代以来同居を始めた母のせいで辞めていたタバコを吸ってしまう始末で、家にいたくない。近所の図書館に通った。その時、なんとなく浮世絵や古い日本画の画集ばかり眺めた。この自由さを写真作品に取り入れられないか?それが始まりだったが、その後始めた手法が、私を導き、江戸川乱歩いうところの〝現世は夢 夜の夢こそまこと”を可能にしてくれた。私は普段ボーッとしてはいるけれど、上から降って来た物を取り落としたことは一度もない。
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