花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

立ち寄ってみたい三角西港

2006-01-03 | 紀行
 平成18年1月4日(水)

 三角西港は熊本県の三角半島(宇城市三角町)の外れにあります。「明治三大築港の一つと言われ、明治17年から3カ年の歳月と県費30余万円で築港されました。オランダ人水利工師ムルドルの設計によります。熊本県唯一の貿易港としてヨーロッパ風の町並みと共に繁栄してきたと言われています。岸壁や水路は現在も当時の姿を留めています。(写真は1月2日撮影)


 明治32年、国鉄三角線が開通後は徐々に東港に拠点が移り、西港はその役目を終えることになります。現在は色々な施設が復元されたりして公園化しています。
 石積みの埠頭と水路は平成14年12月、国の重要文化財に指定されました。三角・天草リゾート指定を受け、くまもと景観賞を受賞されています。

 立ち寄ると一瞬にしてタイムスリップできる区間が味わえます。
 今は漁港のたたずまいです。手前には明治の名残の石畳が見えます。



 龍驤館(りょうじょうかん)と言う建物です。大正7年、明治天皇が即位された記念事業として建てられたのを、昭和62年修復したものです。



 この浦島屋は文豪小泉八雲が立ち寄ったことがある旅館を、平成5年に復元したものです。八雲の作品「夏の日の夢」に紹介されています。



 オランダカフェはその昔、荷役倉庫でした。土蔵作りの長い建物です。三角築港記念館です。オランダカフェレストランとして平成11年開業。遠くからやってくる人も多いそうです。私もいつかここでランチしたいと思っています。



 この他旧高田回漕店、ムルドハウス、伝統工芸館、法の館、旧宇土郡役所等々散策しながら楽しめる建物、施設がいっぱいあります。
 正月だというのに岸壁では大勢の人が釣りを楽しんでいました。



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柳港のセグロカモメ・・・同窓会あれこれ

2006-01-03 | 鳥・昆虫・生き物
 平成18年1月3日(火)

 早いもので正月も3日目です。明日から仕事、と言う方が大部分でしょう。ふるさとへ帰ってきていた人々のUターンが始まっています。我が家の客人も今朝早々に発っていきました。

 昨日は二つの同窓会に顔を出すことが出来ました。皆さん、それぞれに幾星霜を重ね、いい年を取って、いい顔になっていました。嬉しい再会の陰にああ、あの人がと言う人が亡くなったと言う事実をつきつけられると、悲しくなってしまいます。それでも、いつか昔の幼い顔に戻り、短い時間をむさぼるように共有するあの同窓会独特の雰囲気は捨てがたいものです。

 最初の同窓会場のホテル近くの上天草市柳港でしばしセグロカモメを眺めていました。漁も休みで静かな漁港でした。
 外灯のてっぺんで羽をブルブルさせているセグロカモメがいました。



 今までユリカモメだと思っていましたが、ユリカモメは嘴がもっと尖っているとのことです。確かにこれは丸みがあります。



 防波堤から飛び立とうとする瞬間です。



 カモメはじっと待っていると数分の間をおいて、遠慮なく間近に飛来してきます。飛形がその都度変わるのも楽しみのひとつです。




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