英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

一冊の単語集を使い倒す

2022年10月12日 | 指導現場にて

高3生から記述模試で出題された長文の英文構造について、突然質問を受けました。文章中の produce を動詞としてとらえているとチンプンカンプンになる文章。名詞「農産物、青果」でとらえるとスムーズに解釈できる英文でした。

リーディングだろうがリスニングだろうが、英語を理解する基本姿勢は主語(S)と動詞(V)をとらえることです。でも、ほとんどの高校生がそうであるように、動詞 produce の意味しか知らないと、その生命線が断ち切られることになります。TOEICでは名詞 produce は頻出。こういうところでもTOEICは役立つな~と実感します。


produce

因みに、produce(農産物)の発音は デュース です。名詞と動詞が同じスペルの単語は、名詞の時は前、動詞の時は後ろを強く発音することがほとんどなので、「名前動後(めいぜんどうご)」と呼ばれています。increase、decrease、progress などがその代表です。

 

大学入学共通テストまで100日を切っています。今こそ、これまで使ってきた単語集をやり直してみましょう。英単語を見て瞬時に発音ができて、意味が言えるのは当たり前のこととして、そこに記されている二つ目の意味や、派生語、同義語、反意語などにもチェックを入れて、隅々までやり直してみましょう。これまで気づかなかった発見があるはずです。そして、語彙力が一気に2倍、3倍となっていきますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする