昨日も11kmを走り、今月の走行距離が308kmとなった。
故障してから月間走行距離を250km前後に抑えていたので、300kmを超えるのは2020年12月以来、約2年ぶり。
来月のフルマラソンに向けて走るしかない。走るのが嫌いな人から見れば、「なんでそこまでやるの?」と思われるが、やるしかない。フルマラソンを経験したランナーしか分からない世界がそこには存在し、その苦しさを乗り越える達成感を味わうためにやっているのだから。
今年度も大学入学共通テストまで3ヶ月を切り、高3生たちには焦りと苛立ちが見え隠れする。だから、授業でその心理をついて厳しく指導すると、多くの生徒が涙する。
その涙は悔しいから?辛いから?現状を認めたくないから?
でも、いつまでも自分自身から逃げていてはダメなんだよ。早慶を目指しているのに「長文読解が苦手」と分かっているなら、長文を毎日読んで、どっぷりと英語に浸かればいいんだよ。MARCHを目指しているのに、この時期にその程度の英単語さえ知らなかったら、何を言われたって覚えるしかないんだよ。
マラソンと同様に、大学受験を経験したことのない大人や学歴云々を毛嫌いする人から見れば、高3生がやっている大学受験の勉強に価値は見出せないだろう。でも、そんなやつのことは放っておけ。結果を出すために夢中になれることが一つでもあるって、人生においてはとても貴重なことなんだよ。だって、その経験がずっと後になって人生の大きな財産となるんだから。
やるしかないだよ、今は。
だから、私も走り続けます。