帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

そんでもって、ダットサントラックの修理開始

2009年10月31日 | 
さて、修理開始ですが、まずはドア周りをばらばらに分解。

配線類をむき出しにして調べやすくし、再度コネクタにスイッチアッセンブリーを接続して(ぷらぷらの状態)ヒューズ関係からスイッチ末端までテスターと検電器を片手に片っ端から調べていきます。

もちろんヒューズも見ましたが全く問題無し。

次にリモコンキーロックの通信モジュールをはずし、さらにそれを分解して電子基盤を取り出して基盤の部品を調べていきますが。

この段階で「れれれ?」と単純に電源が来ていない事に気がついた。

こうした補機コントロールスイッチ系統は必ずIGN ONで電源がきていなければ動作しませんので、コネクタに12Vが来るはずなのです。

そこでスイッチアッセンブリーの端子の抵抗と電圧をくまなく調べていくと、「間違いなく電源が来ていない」

こうなると、どこか大元のコネクタが外れているのかブレーカが壊れているのか、さらにはその先がいかれているのか?が気になります。

ドアのコントロール系を車体内部の配線にコネクトするカプラーを調べるときちんと接続されていますから、そうなるとその前にあるブレーカがお釈迦になっている可能性がある。

そこでブレーカをはずして調べると問題ない。

というか「ブレーカに電源そのものが来ていないのですね~」

 (――;)

図面と見比べながら作業していると時間の経過とともに全体が頭の中に入り込んできますので、そんじゃとばかりにヒューズボックスの余り端子にコードを差し込んで応急の電源を作ります。

ブレーカの一時、および二次側をテスターではかりショートしていないことを確認して、そこに先ほどのコードを接続、

すると全スイッチが問題なく作動、

「あたりまえだよな・・・」(^^;)と思いつつ、さて問題は
このブレーカの先。

残念ですが、この先は今回コピーさせてもらった図面の範囲を超えており、もう一度日産にいってその部分だけのコピーをもらうしかありません。

まあ、最悪の場合、IGNスイッチと連動した電源を一本引きなおしブレーカの一次側線を切断してそこにつなげば修理そのものは完了になるのでいいのですが、

それよりなぜ電源が来ていないかの原因をはっきりと知りたくて仕方ないのが技術屋の悪い?くせでして・・・