帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

リアブレーキ オーバーホール 

2010年08月31日 | バイク
昨日すったもんだ有ったけど入手できたブレーキ部品。

そんでもって例のごとく、超朝、昼休み、終業後と3回に分けておこなったオーバーホール作業。

しかし・・・・特にひどかったのはブレーキキャリパー。

通常ならエアで圧をかけると、スポンと抜けるはずのピストンがまったく動かない、押し込んだりエアで押し出したりを何度も繰り返し、最後には禁じ手まで使つ力業で抜きましたが、その作業だけで朝は終了してしまいました。



写真を載せましたけれどひどいのが解りますでしょうか?

さて、午後はブレーキマスターをリザーバタンク含めてそっくり取り外して分解、こちらは特に問題なく分解できました。

洗浄が必要なので朝外したキャリパー部品と併せて行いますが、普通は工業用アルコールなんか使って洗浄するわけですが、僕の場合はただの水。

頑固な汚れはワイヤブラシ、デリケートな部分はナイロンたわし、シリンダ内部などは歯ブラシでごしごし洗浄。

洗い終わればエアコンプレッサで全て水分を吹き飛ばし、炎天下にて完全乾燥、終業後までには完全に乾きます。



しかし暑いな~ (ーー)


終業後、Tシャツが汗で張り付く外気温のなかで仕上げを敢行。

キャリパーに新しいシールを入れ、ブレーキ液を部品に付けながら手早くピストンを組み込み、パッド等を取り付けて車体に固定。

マスターはそのままシールを点検しただけで組み立てて、同じく車体へ取り付け。

最後はリザーバタンクにブレーキフルードを満たしてエア抜きですが、 「ハレ? 何かおかしい・・・」 (ーー;)、 実はマスターの組み立て時に、部品を逆に入れるというミスをやらかしてたのですね(笑)
あわててマスターを再分解し、正しく組みなおして完了、暑さ嫌で早く終わらしたいと焦ったのが間違いのもとでした。

仕上げに再度のエア抜きすると、気持ち良いほどスムーズに抜ける。

フルードを継ぎ足しながら完全にエアを抜ききり、リザーバタンクの蓋をきちんと閉め、後はフルードのこぼれた部分を綺麗に洗浄。

といっても水のホース持ってきてぶっかけるだけですが、これを怠ると塗装がはげたりとやっかいなことが起きます。  

ブレーキフードは水に溶けやすく、流すだけで十分ですが、ついでにホースの先を絞ってあたりのホコリや汚れまで洗い流し、これで全行程終わり。

エンジンかけ、デイパックを背負い、まだクソ暑い帰り道を順調に流しますが、明らかにリアブレーキの反応良く、「やはりオーバーホールは大切だな」と思わされながらの帰宅でした。