帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ちゅんこ と 涙

2010年11月01日 | 研究-教育・育児
ビニール袋をもって突然部屋に入ってきた娘。

突然「うにゃ~」とか言って涙を見せた、何があったか分らない僕はひたすら ?????

そして、見せてくれたのは、ゼリーやら何やら色々と娘の好きな食べ物が入った袋。

「なんだそれ?」と聞くと、玄関ノブに(うちの玄関ドアはガラスのスリットが入っています)何かぶら下がっていたのが見えたので、ドアを開けたらそれが有ったそうです。



以前からもこのブログを読んでくれている方達は知っての通り、家の娘は普段から色々やっていてかなり忙しい。

そしてそんな状況であるのに係わらず、私立学校授業料無償化活動で日本中を飛び周り、最近では学園祭サンバ隊の一員として参加者を牽引し、さらには学園祭そのものの実行委員まで担っていたせいで、準備やら何やらで夜遅く帰宅する事がこのところ有った。

そして学園祭は無事成功&終了、ところが間髪開けずに出演依頼されてる演劇活動の為の動きを取り始めた矢先、とうとう疲れが重なったのか週末ダウン。

親は一切口を挟まない考え方ですから何も言いませんが、やり過ぎなんですよね・・・・・ 

土曜日も、心配していた親の言うこと聞かずに選択授業へ出て、やはりというか日曜日には熱が出始め、今朝は完全にアウト

それでも学校行くんだと言い張ってたようですが、体は正直。

さすがに観念して今日は家でおとなしくしていたようですが、午後3時頃からクラスの友達達からのクイズメールやら質問メールなどが携帯に届き初め、

娘もその意味は分らなかったらしいのですが、昼過ぎくらいから熱が少し下がってきた事もあり、ポツポツと返信していたらしいのです。

どんなメール内容かというと、「アイスとゼリーならどちらが好き?私はアイス。」っていうようなものだったそうです(娘の話では)。

そんなやりとりがしばらく続いた後、メールがぱたりと収まり、だんだんと暇を感じ始めた頃に僕が帰宅。

少し元気が出て来たのと、寝飽きたのもあってか、降りてきた娘に僕はつかまり、しばらくおしゃべり相手をさせられてました。

でも、まだ37度と微熱が有りますから、だるくなったのか、再び部屋で寝ようと廊下に出たところで玄関ドアノブの袋に気がついた。

中身をみて驚く娘、そして冒頭に書いた反応。 

「その理由は?」というなら、学校の友達達が娘の好きな物を買い集め(質問とクイズ参考で)、それをお見舞いとしてわざわざ自宅まで届けに来てくれたのです。

熱が有るので当然呼び鈴は押しません、会いもしません、そっと届けて帰ったクラスメイト。

でも中身をみればそれが友達みんなの気持ちだとすぐに分ります。 


似たようなことは以前もありましたが、今回は娘の受け取り方がこれまでとは全く違い、小さな気持ちが心から嬉しかったようです。



「あ!」 ちなみに ちゅんこ とは、僕がこのところ娘を呼ぶときに使っている言葉です。
というのは、何を思ったかいきなり化粧をした娘と、僕が帰宅してはち合わせになった時に顔が雀に見えたところから来ています。

「返事はハイじゃなくて ちゅん! と言え。」と僕が言うたびに娘は怒っていますが、どう見ても雀だろ~あれは (笑)