昨日届いたEMS小包。
もちろん中身は新品のコントロールユニット。
輸入に関しては代行をお願いしました。
理由は至極簡単、英語出来るから100%きちんとした品物が届くなんていう、訳の分らないプライドやうぬぼれは自分にはないからです。
此方がきちんとしていても相手がそうとは限らない、仕事の関係で始終間違った品物が送られてきているのを見ている自分には専門のところに頼むのが一番安心。
手数料は取られますが、損するよりはましと言うことです。
早速ばらしてみますが、やはりというか、FETやトランジスタなどの型番が分らないようにしてあり、
とくに青く塗られたのを見ていると、そこまでやるかな~という気持ちにさせられます。
壊れた物と比較すると、此方の方が全体的にきちんと処理されており、安心感を持たされます。
ただし、肝心のチップはやはり中国製ですが・・・・
早速、簡易動作試験回路を組んでテスト。
このテスト回路は一番シンプルな物で、電圧12Vもしくは24Vを入れてあげ、コントロールユニットにある端子のCとTを短絡させてあげるだけです。
確認は三相出力プラグからテスターを使って電圧が出て来るのを確認するだけ。
3相ですから三つ有るプラグのそれぞれの電圧を測りますが、同じ電圧が出ればOK。
電圧の出方ですが、電源をいれてあげるか、C と Tを短絡している配線を再度接続し直しますが。
3相交流出力が出るまでに外気温チェックでもするのか数秒の間があります。
電圧出始めに32V、そのあと数秒かけて10V位まで徐々に落ちていきます。
コンプレッサーを起動させる瞬間に高い電圧を加えてあげ、回転が上がると電圧を落として運転するというように出来ています。
ちなみにコンプレッサーの回転数ですが、3相交流出力の周波数を変えてコントロールします。
このあと夜にもかかわらずゴソゴソ冷蔵庫に取り付けて運転させてみました、当たり前の事ですが問題なく冷蔵庫はきちんと働いてくれました。
当たり前だよね(笑)