朝10時には入り、幾度のリハーサル、夕方開演、エンディングの大鳥居でど真ん中に立ち、ずっと演じさせていただいた有楽町は読売ホール。
まがいなりにもお金を払って見に来てくれる方達を前にしてですが、本当に感謝です。
一方、自分たち駄目親は娘を送ると、日中は池袋の東急ハンズや他で遊んでました(笑)
ウインドサーファーでヨット乗り、そして舞子であり、普通の高校1年生。
武士の娘のようにを心に置き、真冬に凍るような水と雑巾でトイレ掃除をさせてきた。
国語より人の目を見ながら話す力、音楽より表現力、体育や部活よりどんな荒海にも立ち向う丈夫な身体とまっすぐ伸びた背筋。
数学より工夫と応用力、理科より直接自然とふれあうこと、社会より人の心をできるだけ多く学ぶこと。
そんな育て方をしてきたけれど、今は唯々、「この先も幸せな未来を歩んでいってもらいたい」と舞台に立つ娘を見ながら僕は思うのですね。