なんだよ~!と 思わず口から出てしまう僕。
結局、雷雨並に降った朝の雨は、例の地域清掃開始の頃に止んでいた。
そんでもってその面倒な清掃に参加して、その後家内の親戚が来てくれたりなんかで、話をしてほぼ半日が終わり。
午後は、中途半端な時間有りまくりなので、やっぱりというか例のエアコンを取り外しました。
ただ、取り付け材料は買っていないのでまだ工事はしませんが。
「しっかし、内部の汚れ(カビ?)がすごい・・・・・・」 思わず口閉。
再利用をするにもこのままでは不健康?で使えたもんではない。
まず室外機を駐車場までえんやら運んで、表のカバーを外して底部に溜まった泥汚れをホースで綺麗に洗浄。
これは大したことなく30分程度で終了。
次が問題の室内機、これはオーバーホール作業となるので、全て分解し、洗浄後に扇風機で乾燥させます。
だけど、今のエアコンとは違って、材質自体が抗菌だ、防かびだという至れり尽くせりので造られているわけではなく、特に古いエアコンは、普通の定期清掃でどうしても取りきれなかった汚れが内部に貯まりまくってしまう。
大体がこのエアコン自体が24年前の代物、そして今の家に移設して17年くらい経つので、一度取り付けるとオーバーホールなんていうのは まずやるはずも有りませんから、汚れも当然といえば当然か・・・・・
そんでもって全部バラシて、風呂場に持っていっては洗剤とブラシ、ぞうきん、スポンジ総動員で汚れを落としていく。
短パン作業ですが、カビ殺すために結構高温のお湯使ったりするので蒸し風呂というかサウナ状態。
こうして、しつこい汚れ相手に格闘することほぼ1時間半、すっかり綺麗になりました。
*一番汚れのひどい内部は写真の通りピカピカです(笑)
運?が良かった?のは、プラスチックの表面だけにカビが付いていた事で、材質の中にまで食い込むような状態では無かったこと。
そうでないと捨てる事となる。
息子は僕と違って、多少タバコを吸うために(現在は孫出来て時々屋外喫煙)、ヤニと埃にカビが混ざった汚れとなり、当然頑固。
でも、お湯かけながらプラスチックを傷つけない強さで粘り強くブラッシングしていると、徐々に取れてくる。
ただ、形成の凹凸の細かいところが普通のブラシが届かずにペイント刷毛まで総動員。
一番やっかいだったのは回転式のシロッコファンで、これは結構な苦戦。
その次にやっかいだったのはルーバー部で、これも汚れが貯まりやすくて、それもブラシがフィンのところが引っかかるので作業難航。
*下にファンの駆動モーターが転がっていますね~(笑)
最後に制御基盤アッセンブリーですが、これは水をかけられないので軽く雑巾で清掃し、全行程終了です。
これでエアコンはほぼ新品状態ですが、「あ!」コア部分はこんな感じです。
これそのものは思ったより綺麗でした。
ちなみに配管の先端部分は洗浄時に水が入らないように。 不要となる部分の配管を折り曲げています。
後は乾燥後に再組み立て、そして取り付け工事となりますが、分解して思うのが、当時の日本製品の設計と構造の素晴らしさ。
このエアコンはNationalで、いまのPanasonicですが、構造が極めてシンプルでメンテナンス製に異常なほど優れている。
今の日本製品は不要な物をつけすぎ(これがコストを騰げている)なうえに、全体として寿命が短くなるように(意図的?)な設計がされているのでは? と、一応エンジニアの端くれである僕からすると思えてしま設計部分が随所にある。
以前は壊れない製品をめざし、今は適度に壊れて買い換えを促すのが基本的な考え方なのか?
堕落したものだ・・・・・
まるで保証が切れる頃にしっかり壊れる、かの有名なソニータイマーのような製品が多い。
オマケに肝心の電子制御基盤を中国でなんか造らせている物だから、品質が悪く、新品にしてすでに欠陥品ばかり。
これじゃ~韓国製品と品質は殆ど変わらず、それなら高価な日本製なんか買わずにLGやサムソン製を消費者が選択するのも、当然のことではないだろうか?
なんて思うわけです。