又週末に天候が崩れるとかで、 「どうしようか~?」としばし考えた末、今日交換してしまう事にしました。
ドアはほぼ同色、なので取り付けてみて、余りにも色違いが目立つ様なら塗装しようと・・・
さほど気にならない様なら、そのままにしておくつもり
暖かい日の作業が一番良いので、半日休暇を無理矢理?もらってゴソゴソと作業しました。
とりあえずドア交換まで無事に終わりましたのでアップをしました。 ← いつ首が飛ぶがわからない男(爆笑)
バンパーとテールランプ横のへこみは、急ぐ必要も無いので後日に改めてやります。
1.メンテナンスハッチの取り付け
これをやるには、 どうしてもドアが邪魔でして(なので同時作業なんです)、まずはそれを取りはずしましたが、凄まじく重いくて 「ヒー ヒー」言いながら取り外して、芝生の上にゴロリ。
部品取り用のドナーですから扱いもかなり乱暴&いい加減です(笑)
まず応急処置してあったカバーをバリバリはがすと、メンテナンスハッチを取り付ける周辺部分をアルコールで綺麗に拭き取ります。
、
ハッチの取り付けに際し問題なのは、角の潰れ部分(下の赤矢印)。
これはメンテナンスハッチの横部分を上手く使いつつ、シリコン形成することで目立たなくします。
元々、スライドドアの影となる部分で、開けても閉めてもさほど目立ませんから。
セオリー通りにマスキングを施しますが、専用テープがなかった為、とりあえず透明ガムテープを使いました。
何度もメンテナンスハッチを仮入れしてみて、綺麗になるように考えながら貼っていきます・・・・
そして、「いよいよ取り付け~!」 ぎゃはは!
メンテナンスハッチの耳部分にたっぷりとシリコン(黄色矢印)を塗って、「ソイヤッ!」と穴部分に押し込む。
今回は本取り付けなので、目一杯奥まで押し込む感じになります。
マスキングをしてあるので、けっこう大胆に作業が可能で楽しい。
足らない分のシリコンを補充しつつ、最後は指先でのならし作業。
少し乾くのを待って、マスキングテープをはがせば此処は全て完了です。
ちなみにシリコンの接着力だけで十分強度が出る(耳の幅が大きいため)ので、特に金属ビス留めはしません。 約30分程度の作業でした。
2.スライドドア交換
まず、取り外したドアを横に転がし、内部にあるオートロックやクローザーモータ、配線類などを綺麗に外します。
一通りはずし終わったら、その真横に交換するドアを並べ、もちろんドア下にはプチプチを敷いて塗装面を保護。
ほぼ同じながら、二つのスライドドアは微妙に違いが有り、それを交換作業としながら逐次確認します。
いずれにしても少し加工するだけで完全に取り替えOKなんですよね。 へへ
移植作業は、「とて~も地味!」で 、とりはずした部品をこつこつ移植するだけなんですが、これが意外と時間かかる。
ドアノブもキーも、鍵が二つになるのが嫌なのでもちろん移植します。
*写真は移植後のオートロック機構です。 クローザー機構の写真は取り忘れました、すいません。
ドアクローザーモータ機構は、ドア加工が若干必要で、ディスクグラインダーでドナー側ドアと同じ形状に一部をカットし取り付けました。
厄介なのはモータを支える振動防止ステーなのですが、それが取り付け予定のドア側には有りません。
「どうしようか?」 としばらく考えていましたが、 取り付けてみて不具合が出る様なら再度とステーの取り付け加工をする事にして、作業続行。
強度的にはさほど問題無し!と判断しての事ですが、大きな力が加わる肝心なところは太いボルトを3本使って”面固定”されているので、
ほぼ大丈夫でしょう。
ドアクローザーとロック機構等、部品全体が無事に付くと、 今度は配線です。
やっかいなのは、 ドアの端っこにある電気的な接点端子部分で、一つはポン付け出来ました。 問題はもう一つの方で、そもそも穴がないんですよ、「ごくり・・・・」(笑)
多少?乱暴ですが、 ドナーのスライドドアと同じ位置にドリルで穴を開けると、 ヤスリでバリを取って取り付けました。
*黄色丸部分が加工中の写真
これが取り付け後の写真。
後は、内張取り付け用の穴開け作業で、ドナーと同じ位置に、必要な大きさの穴をホジホジ(赤矢印)。
数は全部で16個です。
全部終わると出来るだけ清掃を行い、取り付けた部品に弛みがないかを全てチェック。
調整が必要な部分は最後になるので、適度な締め加減にしておきます。
いよいよドア取り付けですが、 こればかりは一人では出来ない作業。
そこで「1分だけ時間をくれ」といって、同僚と二人がかりで「ソリャ~!」
単にローラーをスライドに引っかけるだけの事なので、あっさり完了。
後は仮止めしていた電気接点の微調整と、ロックの状態含めた動作確認を行い、内張を張り終えれば作業その物は終了です。
洗車して、色の違いを見てみましたが、太陽光下では、色の違いをあえて言われないと気付かないくらいの感じ。
ただ、薄暗いところや曇りの日だと気付く人がいると思います。
写真でも判るように、ドアの右側は殆ど同色で、しかしながら助手席ドアとその周辺は水垢のせいですこし黄ばんでいます。
*ちなみに、今日はまだモールが付いていませんので、 それはソフトで写真を適当に編集してアップしてあります(イメージ)。
すでにモールは注文してますが、お値段がほぼ6000円と、やたらと高価。
「何でこんなに高いの?」
ただ、これが無いと明らかに不自然になるので、泣く泣くオーダーしました。
もっとも、修理屋に頼んで20万オーバーなのを 自分で直して2万円で抑え+6000円程度ならよしとしますが。 たははは!
ドア1万で、送料5千円、 メンテナンスハッチ5000円+モール6000円=2万6千円
最後に、色違いのドアガラスをどうしようか?と迷いまして、 ここは濃いめのスモークガラスが使われているんです。
ところが、交換したドアはクリア。
初めはそれも交換しようと思っていましたが、直前でやめました。
理由は、 このガラスがスモークだと、外がよく見えない為です。
特に怖いのが夜間でして、自転車や歩行者など斜め後が本当に見えない・・・
正直安全性に問題があるな!?と、何時も思っていたのもあります。
で、そのままクリアガラスですが、結果としては「めちゃくちゃ! 斜め後ろがよく見える
ただ、一応は交換する可能性(皆無ですが)がまだ有るかも知れないと考え、ガラスはフレームごと取り外して保管しておくことにしました。
参考までにですが、窓ガラスの脱着方法はとても簡単です。
適度な太さのロープが一本有れば事足ります。
*ちなみにフロントガラスは重量があり、 バキュームハンドルとかも無いので僕はけしてやりません、うっかりで10万円が飛んでしまいますので
まず、 モールの横をめくると写真のように隙間が出来ます。
そこへ、ロープをぐるりと挟んでいく。
で、ぐるりと一周挟みこんだろ、上から手で押す! すると、あっさり抜ける。
ホラッ!
車のガラスフレームはこんなに単純な構造なんです。 ちなみに取り付けはこの逆の手順。
ただし、窓が下に落下する可能性が有るので、ガラスをスライドさせてフレームに腕を通し、ロープとドライバー等を使ってモールを戻していくだけのこと。
さしも難しくありませんが、器用さだけは必要かも知れません。
以上、修理でした。