やらなきゃ~いけないことが沢山あるのに、体が一つしか無い翔です ←あたりまえです
(笑)
今年の1月、息子に納車されたキャンピングカーですが、普通なら軽く300万する程度の物が、何故か半額くらいでした。
年式2008年、走行距離7万5千キロ、外装(塗装含む)に全く問題なし、動力系、走行系も同じ、そして何よりキャンピングカーということで、”なんでそんなに安いんだろう???”
と甚だ疑問だったのですが、それが解消したのは、前回の整備の時。
理由は、車体全体に張り巡らされた配線電装系にありました。 これは過去の日記で書いています。
なんせ、息子が購入するまでに、4台程のナビ等?を交換した痕跡が有り、それも全部、そのナビのグレードでは最高の物を取り付けていたのがすぐに判る訳ですが、
流れとしてはまずは純正、次にケンウッド、 パナソニック、 アルファイン、 そしてまた純正ナビ?に戻った感じ。
アホかいな?
そこに来て、走行中にも停車中にも 運転席&助手席、そして後ろで、 テレビやナビ画面が見れて、音も出る様になってたりして、さらには意味不明のオーディオシステム数台が絡み。
いわゆる、ぐっしゃぐしゃ。 なんだこりゃ~~~~?
フロントガラスには10枚以上のフィルムアンテナ、 リアガラスにも8枚、 その他、何の為の物なの?というアンテナ(多分テレビ)や配線、床にはナビやテレビチューナー、スピーカーが無造作に転がされていたり、天井収納のボックス無いにも不明の配線や、カーオーディオデッキ。
それが車体の配線と勝手に接続されて酷いのなんのって・・・
何が問題なのか・・・というと、取り付けるのは良いとしても、前の配線をそのまま残してあって、それが変な風に相互に接続されたりもしている。
なので、 車屋さんとしては安く仕入れて、昨今のキャンピングカーブームに乗っ取り、バカ高い価格で売ろうとしたのが、余りにも酷すぎて手が付けられなかった。
故に、結果的として”相場の半額でたたき売った”というのが正直なところでは無いかと思う。
前回の整備は、まず車内全体に張り巡らされた上記の配線をたぐり、不要な物を全部外していく作業。
配線の怖いところは、カットして取り外すその配線が、どんな役割をしているか?が容易に解らなかったりした場合、可能な限り両端をたどっていき、確実に不要な配線かどうかを見極めねばならない。
ただ、ほぼ全部黒系の色で張り巡らされている線というのは、 間違いもしやすいんです。
まず、すぐに解るのから取り外しを初めて、整理をしつつ、最後にインパネに近いところをやる。
前回はそのインパネだけを残して撤去して、デイジタルミラーを新たに取り付けたところまででした。
で、今日は?というと、運転席と助手席のインパネ&ダッシュボードを全部取り外し、まだ内部に残っていたゴミ配線の取り外しとカット作業。
そして新しいナビを取り付けて、 バックモニターを付けるまで。
10時半頃に息子が来たので作業開始。
不要な配線を次々と判断してカット&除去。
これだけで3時間消費。
本当はもっと写真とか撮りたかったんですけど、実際問題としてそんな時間は全く無くて、申し訳ないです。
作業は分担で、 配線関係は僕、他の作業は息子と、 二人掛かりでやりますが、バックカメラの配線が通らないと、ナビ全体の取り付けと仕上げが出来ないので。
途中から配線通し。
カメラはリアドアの上が一番簡単なのですが、 前のオーナーが開閉ハンドルの左サイドに取り付けていて、息子はどうしてもその位置が希望とのこと 汗
ただ、それだと配線がギリギリなんです。
リアドアの開閉機構に配線が擦れないように取り回しをして、固定。
そしてナビまで配線を通すと、 新品のテレビアンテナ線や他の配線を接続。
すでに、既存のゴミ配線がすっかり無くなっていますから、作業が本当に楽だし、気持ちが良いです。
フィルムアンテナとかの貼り付けは息子が分担。
新しいナビは当然に カロッツェリア(パイオニア)、ただし中古。
2DINの規格ですが、 フェイス部分はワイドの200mmというハイエース仕様。
そうそう、何かしらやるだろうな・・・・と思っていたんですけど、 純正ETCユニットのアンテナ配線をうっかりぶった切ってしまいました。&
既存ナビのGPSアンテナ配線の取り外しの際に、並んでいたのを勢いもありますが、パチン!とハサミ。
あっ!と思ったときはすでに時遅し。
あちゃ~~~と思ってもどうにもなりません。
他にトラブル?が有ったのは、車体の純正スピーカーの配線がぶった切られていて、 それが意味不明の配線に接続されてリアキャビンのスピーカーに行っていた。
これを正規配線に戻したりと、 どこまで改造したあったんという感じ。
電源も、エンジンの鍵を抜いていても、運転席の切り替えスイッチにより、キャンピングキャビン部のバッテリーから電源を取れるようにしてあった。
多分、車停車時にもDVDとかをリアのフリップダウンモニターで見られる様にしていたんでしょうね。
こうした配線の仕方は、全然ダメチャンで極めてトラブルの原因となりやすく、きちんと系統が切り離されていないと駄目なんです。
素人だったんでしょうね、
話を戻して、うっかり切ってしまった配線は後で何とかすることにして、 それを除く全ての配線が完了。
一度イグニッションキーを回し、ナビ機能はじめとして、全ての配線類がきちんと接続されているかチェックして、とりあえず配線は終了。
ナビを固定し、インパネとダッシュボードを戻して、一番最後のバックカメラ調整。
全部終わったのは5時半。
休み時間も飯食う時間も無く、ずっと最後まで休み無しの連続作業でした。
幸いなことに、丁度その辺りからポツポツと雨。
片付けして終わりですが、次は新品交換したフリップダウンモニターへの配線や、なにより今日の作業で判明した、キャンピングキャビン部配線の配線不良やら故障。
意味不明にカットされていたり、そもそもがスイッチパネルに給電されていないし。 ぶぁははは!
多分、前オーナーがいじくっているうちに解らなくなって、最後に放置したんだろうなと・・・・ だろうな~ あれだもん。
ゴミみたいな機器も搭載されているし、FFヒーターも点火しない。
息子と話して、 こちらの方はそんなに早くやる必要は無く、 まずは運転席廻りが優先だったとの事が、次回は上記の ETCユニットの修理と取り付け。
そしてキャンピングキャビン部の配線整理になりそうです。
明日はまたリフォーム現場だし、週末はほぼ全部何かしらの予定が入っている翔です。 へへ