帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

親父

2010年08月10日 | Weblog
吉田拓郎「おやじの唄」


最近某事が有って実家へ電話、すると親父がでて、僕の話を聞いているのか聞いていないのか・・・

翌日親父から電話が有って、相変わらず何言っているかわからないし、昔も今も相変わらずの口べた&不器用。

でも、そこには昔と同じで、それでいて昔と違う親父が居る。


とにかくおっかなくて、何か話す度にビクビクしていたあの頃の自分、でも受話器を通して、今耳へ入ってくる親父の言葉は優しくて、

あれだけ厳しかった筈なのに・・・・


何故かそこにある老いを感じ、それを否定できない自分と、幼い頃になんども頭へ振り下ろされた拳骨にどれだけ愛情が注ぎ込まれていたことだろうかを知る、

いまもって自分はこの親父を超えたろうか? すこしでも前に行けたのだろうか?


なぜか心の底から沸き上がる思いに涙あふれ、それを悟られないようにひたすら平然を装う自分と、反抗期真っ盛りに口にした、ただ親父を傷つける為だけだった言葉の数々が交錯する。


今以て、自分は電話の先にいる不器用な親父の子なのだと、それは過去から未来永劫かわらぬものだけど、


あちらこちらにぶつかりながら我が子を育ててきた自分には、その思いが果たして届いているのだろうか?

ただただ思い巡らすけれど、不思議と親父に負けたくはないという思いと、一生勝てないだろうな、という重いが常に堂々巡りする。

たかが一人、普通であって、特別ではない。

そんな親父、そして今ある自分、比較することに意味など無いけれど、比較しなければ自分という存在が確認できない。

やがて電話は母親に替り、先ほどの親父とは異なる明瞭で解しやすい言葉がそこにある。

でも何故だろう、訳の分からない親父の言葉に涙する自分がそこにいたことは確かだ。



パラグライダー

2010年08月04日 | Weblog
キャンプも中盤に入り、二日間だけ吹いた風も突然入らなくなり、何とも退屈な時間(毎日)が流れつつあります。

そういえば、木崎湖はパラグライダーの基地があるところで、そういえば昨年も乗りたがっていたよな~? 

(^^;)

そこで娘に聞いて見ると、「大いに乗ってみたい」そうだ。

費用は一回8000円と高いのですが、そうそう出来るものでも無いし、まあ一つの経験としてやらせてみようと決断(といっても財布がウンと言えばの事ですが)。

朝8時に集合し、家内と娘は他の体験希望者と共に山の上に移動します、僕は少し遅れて着地点のところへ移動してカメラを構えます。

10時頃に飛翔、「危ない事が大好きですからさぞかし喜んでいるだろ~な」なんて思いつつ、ゆっくりと旋回しながら降りてくる娘を待ちます。


運が良ければ上昇気流に乗りしばらく滞空できるそうですが、まだ少し早くて気流の流れが
弱かったみたいで、それでも10分近い飛行時間。

まあ、あくまでも体験ですので、これでいいのですが。

感想を聞いてみると、普通のスポーツとは明らかに別世界らしく、ウインドやヨットとどちらがおもしろい?と参考までに聞いてみるなら、違いすぎて比較できるものではないそうです。

「全部道具そろえてやってみたいな~♪」なんて言い出したけれど、スキー、スノーボード、ヨットにウインド、空から海まで全てのスポーツを全て網羅したら家は確実に破産します、ハイ(笑) 

(^0^)

不完全燃焼~!

2010年08月03日 | ウインドサーフィン 
まったく風の吹かない事もあるここでのキャンプだけど、この二日間はまがいなりにもサーマルが入ってくれた。

昨日は8.5のセイルでカンプレするほど吹いてくれたけれど、ガスティなのと妙に風が軽くて全身の筋肉がパンパンになるほどじゃーなかった。

こうなると全身「不完全燃焼~♪」 (^0^;)/ ってブスブス煙りを(グチ)出しながら炭化(日焼け)していくだけの僕がそこにいたりなんかして。

以前だったら、少しでもプレーニングできればそれで満足してたんですが~(笑)

「完全消化不良~♪」みたいな感じで二日間が終わってしまったけれど、気づかなかった自分の乗り方(問題点)を指摘してくれたベテランセーラーさんのおかげで思わぬ勉強も出来、それだけは収穫だったかもしれない。


今自分の乗っている板は125Lのショート&ワイドの先駆けみたいなボードでして、7.5以上のセイルを乗せているけれど、実はこの板こそ、その数年間に出ていた史上最悪のハイパーソニックに特性が似ている。

ハイパーソニックは、それ一本で強風から微風下のでかいセイルまでをカバーするというマルチコンセプトで売っていたボードだけど。

要は究極の中途半端、至上最低~♪ (^^;)ほれ悪口ワッショイ!ワッショイ!

って~、やたらと宣伝されていたマルチな性能とやらの真実ですが、どこにあるのか分らないバランスポイントからはじまってマスト加重かければノーズがすぐ海面に突っ込むし、やたらと変なところでラフしまくるし、まともに走らせるためには風域やセイルサイズ、フィンによりそれぞれジョイント位置を中心としたセイルチューニングやブーム位置フインの調整を逐一要求されるもので、正直、ベストに近い乗り心地を得ることが極端に難しだけの、単なる糞ボードだ。

現実あれだけ売れていたはずが、その存在していた痕跡すら見あたら無いほど中古市場から抹殺?されている。

自分のボードはほぼそれと同じデザインコンセプトらしく、当然にくそボードの血筋を立派にひいており、ただただ乗りにくい。

しかしながら旨くツボにはまれば異常に速度が出るしジャイブもやりやすい。

あくまでもツボにはまれば? だけど・・・ (ーー#)微怒

このボードは昨日、そして今日のような今ひとつの風に対して極端に弱く、そこで気持ちよく乗りこなせるように色々調整やらチューニングを試みてみたものの、どうもしっくりこない。

ちなみに似たようなデザイン?だけれどコンセプトが全く異なるCARVEに乗ると、その圧倒的な乗りやすさに思わずぶっ飛びそうになるほどだけど、

これは自分の腕がよくなったのか?それともやはり自分の板が本当に? くそボードなのか?

うむむむむ・・・・

って悩む事すら無いほど、自分のこのボードが糞でしかないという結論が容易に出てしまう。

セイラーの全員がレーサーじゃないんだから、不必要に敏感でマニアックなのは正直勘弁願いたい。

いい加減嫌になってきてはいるが、ジャイブ時安定性と、壺にまったときにやたらとぶっ飛んでいく速度の高さに魅力が大きく未だ手放せないでいる。


ちなみに同じボードを持っている誰に聞いても、このボードを素晴らしいといった人はいない、又それが妙に自分を安心させてくれるけれども、いい加減変えようかな~。

自分の場合はレースをやるわけではないので、とにかく乗りやすいだけのフリーライドボードが良い。
やたらと頑丈で壊れず、適度に早く、適度にジャイブしやすく、乗りやすいのがベスト   って、うむー単なる堕落か?

そういえばだいぶ前に手放したBICのTechno283CTSがそんなボードだったのを思い出したりなんかして・・・・

(^^;) 本日は駄目ウインドサーファーの愚痴でした、ハイ。



いつもの夏(キャンプ)

2010年08月01日 | Weblog
いつものように、いつもの夏ということで、僕が教育研究をさせてもらっている施設の子達が毎年行う恒例キャンプに参加してきました。

今回こそは良い風が吹くことを祈ってですが、これまたいつものように吹かないのですね~これが (^^;)

大抵はウインドの道具をセットしただけで終わる(爆笑)

何しろ現地ではここが来ると絶対風が吹かないというジンクスまで出来てしまってます。


昨年、その前と、雨ばかりの惨澹たるキャンプで、今年こそはという感じで期待しています。

本当は全期間通していたいところですが、8月7日の土曜日朝には娘の学校関係で家に帰ってこなければならず、多少中途半端。

そういえばここを支援しているところが併設してこの数年イベントをやっていますが、僕は初回だけ総責任者として全面的に担当をさせていただきましたが、昨年及び今年は運営にまったくタッチをしていません。

また今回はキャンプへ参加するも、ここを一切通さずに施設へ直接申し込んでますので、基本的にイベントとは全く無関係です。

まあ、協調性という面から一応参加費用をお支払いしてはいますが・・・


なんでイベント責任者の立場を降りたか(聞かれることがありますが詳しいことは話していません)というなら、理由は至極簡単な事で、二重運営状態(無断で物事を進行させる方がおられた)が僕の知らないうちに起きていたからですね。

物事の流れは出来る限りシンプルでなくてはならないのは、何をするにしても重要な基本ですが、こうした状態では、100%混乱やミスが起きる事、なにより二重状態それそのものが施設に迷惑をかけてしまう事、さらにもっとも問題なのは、事故含めて何かあった際にそうした無断行動のをした者が引き起こした無関係責任まで負わされることになるからです。

これは自分の人生経験及び法律職を以前していた経験から来る事で、最後に必ず泣きを見るのがお人好しであるという、自分の目で見てきた現実という教訓が体に染みこんでいるからですね。

故に、二重状態解決の為に最も簡単な身を引くという方法を取りました、またセミナー等もそうした点から昨年より参加しないようにしました。

僕の考え方としては施設を支援して頂いている皆様には、協力を願うばかりでなく、何かの形で少しでもお返しをしなければならないと思っているのですが、その考え方も僕と全面的に相違しているようですので共存出来るはずがない (^^;)

前と違って決算書類は出た事無いし、セミナー参加費一つとっても以前の倍、そのほかやたらと要求することが増えている・・・
悪い方向に考えたくもないのでそれ以上は触れませんが、まあ、流れを一本化し、やりたい方の、やりたいようにやってもらえば良いという事です。

ただ、僕が引いたことで施設長及び支援団体の長(S氏)にはご迷惑をかけたと思うこと、また本当に申し訳ない事をしたと思っており、それだけが心に引っかかり続けてはいます・・・