本当にこればかりだな~ バカの一つ覚えのエアコン設置。
「何台やりゃ~ いいんだよ?」と自分で自分に笑いが出てくる。
「バッカじゃなかろうか? うんあ~?」とくりゃ、 「へいへい、こんな事くらいしかできないもんで」、ハイ!
と、いうわけで、台風来る前に「やっつけちまおうじゃ~ね~か!?」と、急遽工事を行いました。
なんで、ここ(脱衣所)にエアコンなのか?というなら、ただでさえ狭いのに息子が扇風機なんぞ置きやがるものだから狭くて仕方ない。
ドアにガツンガツンとあたって迷惑この上ないのだ。
しかし待てよ・・・・・・ 確かに子供をしっかり風呂に入れてから出てくると、完全にうだっちまっている事は、僕自身の経験からもよく分かる。
以前は、ほとんどシャワーだった息子も、子供出来てからはお風呂で、しかも今年が初めての夏になるのですね。
脱衣所はユニットバスと扉一枚で区切られていて、風呂から出るときには浴室のむんむんした湿気がしっかり充満する。
さらに、髪を乾かすドライヤーなんぞをブコブコとやってりゃ~、そこは真夏の楽園通り越して単なるサウナ室。
僕の場合は浴室と脱衣所のドアを全開にして風を通しながらやるのだけれど、
さすがに嫁さんいるときには「露出親父? アホか?」 と思われるので、さすがに全閉が多い。
すると「熱っち~」んだよね、本当に。
のぼせた息子が扇風機持ってくるのも当然なのだけれど、「じゃまだ!」とわめいているのはどうやら僕だけらしく。
他の家族(特に女)全員はそう思わないらしい。 エアコン並の冷たい視線・・・・
そうなると、万が一「どかせ!」、「いやだ!」の押し問答になった場合、1:5という圧倒的不利な状態になるわけでして・・・
「くそ~!」と不平いいながら我慢するより、ここは一気に解決した方が得策と考えた。
そんでもって、面倒なので、初めは天井に扇風機でいいや、と思ったのだけれど、たまたま?今回中古のエアコンがあったわけでして、
「これなら天井付近に取り付けるので邪魔にならんし・・・・」という事もある訳です。
まあ、室内機はよいのですが、結構大変だったのが室外機。
駐車場に適当に設置できる良い場所が無く、延々と配管引き回すのは愚かですから、どうしても
適度なところに設置しなければならない。
ところが~その場所がないのだ・・・・・
さらに車を入れる際に逐一ストレス感じるのも嫌だし、なにより必ず誰かが車をこするだろうから、下手に置けば、結局、「誰がここに室外機を置いた?」と、皆からいじめられるわけでして、そこで今回は珍しく壁面取り付けにしました。
室外の重さ約40kgがダイレクトに架かるため、取り付けは柱の位置を図面に照らし合わせつつ
でかいボルトネジで柱にきっちり固定。
「こなくそ~!!!!」 と汗だくで室外機を担ぎ上げて載せ、足場の防振ゴムをボルト留めすれば設置完了です。
後は配管工事ですが、2連ハシゴを噛まして3m近い高さでの作業ですから結構怖い。
配管はユニットバスの上部空間へ通し、脱衣所の壁に穴あけて室外機を取り付け、工事を完了させます。
今回は真空引きのポンプを借りていないので、職場にあった車用12Vタイヤ空気ポンプを適当に改造し、昔の車のエアコンガス(R12)を入れていた古いホースを屋根裏から引っ張り出して。
無理矢理接続という、結構いいかげんな作業。
当然? これで完全な真空になんか得られるはずなど無い(笑)のだけど、脱衣所の床面積考えれば100%の性能なんて出なくても良く、これで十分。
大体にして、このエアコンは今回で二回目の移設で、フロンが十分に入っているかすら怪しい。
設置して長期間まったく補充無しに使われていたので、だいぶ抜けている可能性の方が高いわけだ。
そんでもって、約2時間の作業で完了。 イェイ
とりあえず試運転してみると、結構冷たいエアがしっかり降りてくる。
出来るだけ早く補充をしなければならないのはわかりきっているが、思ったよりパワーがある。
16度にセットして運転してみたが、あっという間にその温度まで到達してくれた。
こうなると、がぜん 自分が一番初めに使ってみたくなるのが人間という生き物。
これを設置したんだから、当然おれが一番でしょ! と
そのまま汗だくのつなぎを脱いでそのまま浴室へ、シャワーを浴びて脱衣所に出てエアコン付けると、「おおー!」これは高原の爽やかさではないか!と勝手に大感動。
そのままドライヤーで髪を乾かしたりしてみたが、普通なら部屋中ムンムンのサウナ君状態なのが、ずっと爽やか。
当たり前ですよね~湿気をすべてエアコンが取ってくれているわけですから。
でも~、電気勿体ないよな~この使い方は・・・・ とも正直思う。
風呂出て大体5分、長くて10分、家族全員で一日30分から1時間くらいの運転となるであろう
このエアコン、毎年結構大変なカビ対策を脱衣室と浴室にしているが、これがそれを完全に無くしてくれるので、「まあ、いいか!」 と安易に納得する僕でした。